ドイツ1部のフランクフルトに所属する鎌田大地は、7日のホッフェンハイム戦で2得点に絡むなどの好プレーでチームの勝利に貢献した。クラブ幹部やアディ・ヒュッター監督も鎌田のパフォーマンスに賛辞を送っている。

 フランクフルトはブンデスリーガ第20節の試合でホッフェンハイムと対戦して3-1の勝利。長谷部誠とともに先発した鎌田はチームの1点目と3点目の場面でアシストの前のパスを供給した。特に3点目の起点となるパスは自陣右サイドから敵陣左サイドへ50メートル以上のロングパスを通したものであり、ドイツメディアでも「夢のようなパス」「今季最も美しいパス」と絶賛されている。

 独紙『ビルト』は9日付記事で、鎌田について「彼ほどファンの意見を割れさせる選手はほとんどいない」と評価。好不調の波があるとしながらも、今回の試合では誰もが納得する好パフォーマンスだったと述べている。採点も「2」と高評価をつけた(ドイツでは1から6までで数字が小さいほど高評価)。

 特に3点目に繋がったロングボールは「センセーショナルなパス!」であったとして、「往年のウーベ・バインのようだ」とも評した。Jリーグ初期の浦和レッズでもプレーした元ドイツ代表MFのバイン氏は、来日前にフランクフルトの中心選手として3年連続リーグ最多アシストを記録するなどの活躍を残していた。

 フランクフルトのブルーノ・ヒュブナーSD(スポーツディレクター)も、「今日のダイチは非常に力強かった。後ろで良い仕事をしてほとんどボールを失わなかった」と称賛。ヒュッター監督も「最初からやりたいプレーができていて、非常に存在感があった。天才性を発揮して大きな違いを生み出すこともできる創造的な選手だ」とコメントしている。