チームに負傷者が続出している状況でもわずかな時間の出場にとどまったレアル・マドリードのスペイン代表MFイスコ。ジネディーヌ・ジダン監督との関係は完全に崩壊したとの見方がスペインメディアで強まっている。

 マドリーは現地時間9日に行われたラ・リーガ第1節延期分の試合でMF久保建英の所属するヘタフェと対戦。負傷者の続出やMFトニ・クロースの出場停止などにより、トップチームに正式に所属する選手はGK2人を含めて13人しかベンチ入りできない状況だった。

 だがジダン監督は20歳のMFマルビン・パクを初先発に抜擢する一方でイスコをベンチに置き、55分にそのマルビンを交代させる際に送り出したのも19歳のMFセルヒオ・アリバス。イスコは76分にようやく投入された。

 指揮官は試合後に、「彼は最近プレーしていなかった。今週1回しか練習に参加していない」とイスコのコンディションについて説明。だが前節ウエスカ戦を欠場するなど負傷していたのは確かだとしても、この状況で短時間のプレーしか与えられなかったことでイスコの周囲は再び騒がしくなりつつある。

 スペイン紙『マルカ』は「イスコにとって新たなショック。決定的かもしれない」と表現。『アス』紙は「イスコとジダン、全面的に決別」と両者の関係の冷え込みを強調した。以前から出場機会が減少し、冬の移籍市場で退団を望んでいることも伝えられていたイスコは、今季終了後には今度こそマドリーを離れる可能性が高まっているのかもしれない。