RBライプツィヒの予想先発メンバー

UEFAチャンピオンズリーグは決勝ラウンドに突入する。現地時間16日に行われるRBライプツィヒ対リバプールはどのような試合になるだろうか。両クラブの現状や先発出場メンバーを占う。
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システム:3-4-3

▽GK
ペテル・グラーチ

▽DF
ビリー・オルバン
ダヨ・ウパメカノ
マルセル・ハルステンベルク

▽MF
ノルディ・ムキエレ
ケビン・カンプル
マルセル・ザビツァー
アンヘリーニョ

▽FW
クリストファー・エンクンク
ダニ・オルモ
アレクサンデル・セルロート

 前半戦は守備陣に離脱者が続出したが、UEFAチャンピオンズリーグの再開を前に主役は揃いつつある。リーグ戦ではターンオーバーを敷いて疲労の蓄積を回避。リバプール戦ではバイエルン・ミュンヘンへの移籍が決まったダヨ・ウパメカノやビリー・オルバンを中心に最終ラインを形成することになりそうだ。

 中盤は昨年9月に手術を受けたコンラッド・ライマーが不在で、冬に加入したドミニク・ショボスライも欠場が続く。システムによって中盤の枚数と位置は形を変えるが、万能型のマルセル・ザビツァーとケビン・カンプルがメンバーに名を連ねることは想像に難くない。

 前線はエミル・フォルスベリが膝の負傷で欠場が続いており、アレクサンデル・セルロートがセンターフォワードに入ると予想する。クリストファー・エンクンクはリーグ戦3試合で2得点1アシストと好調で、ダニ・オルモとシャドーの位置で並ぶことも考えられる。

リバプールの予想先発メンバー

システム:4-3-3

▽GK
アリソン

▽DF
トレント・アレクサンダー=アーノルド
オザン・カバク
ジョーダン・ヘンダーソン
アンドリュー・ロバートソン

▽MF
ジョルジニオ・ワイナルドゥム
チアゴ・アルカンタラ
カーティス・ジョーンズ

▽FW
モハメド・サラー
ロベルト・フィルミーノ
サディオ・マネ

 2021年に入ってから公式戦2勝1分6敗と苦しむリバプール。最終ラインを中心に負傷者が続出し、ユルゲン・クロップ監督は厳しいやりくりを強いられている。

 最も台所事情が苦しいのはセンターバックだろう。フィルジル・ファン・ダイク、ジョー・ゴメスの今季中の復帰は絶望的で、ジョエル・マティプは登録メンバーから外れた。1月に加わったベン・デイビスは打撲の影響で13日のレスター戦を欠場。レスター戦同様にジョーダン・ヘンダーソンとオザン・カバクがセンターバックを務めることになるだろう。

 中盤もジェームズ・ミルナーがレスター戦でハムストリングを負傷し、17分に退いている。チアゴ・アルカンタラも復帰したばかりだが、カーティス・ジョーンズとともに先発する可能性が高い。前線の3人が怪我なくプレーできるというのはリバプールにとって数少ない希望になるだろう。

 GKアリソンはプレミアリーグで2試合続けて失点に絡んでしまったが、指揮官はアリソンへの信頼を強調している。ベテランのアドリアンや若いクィービーン・ケレハーが代役に指名される可能性は低いだろう。

マッチプレビュー

 昨シーズン、クラブ史上初のセミファイナリストとなったライプツィヒは、マンチェスター・ユナイテッドとパリ・サンジェルマンと同居したグループHを2位で潜り抜けた。ラウンド16の1stレグはライプツィヒのホーム開催だが、社会情勢の影響により中立地での開催が決定。ハンガリーの首都ブタペストにあるプシュカシュ・アレーナで行われることとなった。

 グループステージでライプツィヒはホーム全勝で、ブンデスリーガでも今季の13勝のうち9勝はホームで挙げている。レッドブル・アレナで戦えないことはライプツィヒにとってマイナスになる。

 ユリアン・ナーゲルスマン監督はどのような布陣でリバプールに挑むか。昨季の決勝ラウンドでは一発勝負での強さを発揮。グループステージ第2節ではユナイテッドに大敗を喫したが、最終節ではリベンジを果たしてグループステージ突破を自力で決めている。

 リバプール戦までは中3日と、リバプールより1日多い。直近のアウグスブルク戦では主力の一部を休ませており、リバプール戦に照準を合わせている。準備期間の差をアドバンテージとして活かしたいところだ。

 2015年10月のユルゲン・クロップ監督就任以来、リバプールは最も苦しい状況に立たされている。2021年に入ってから公式戦の成績は2勝1分6敗。無敵を誇った本拠地アンフィールドでの3連敗は、1968年以来の出来事だったという。

 3-1で敗れたレスター・シティ戦の試合後、クロップ監督は白旗を上げた。「マンチェスター・シティとの差を埋められるとは思っていない」と指揮官が考えるように、首位と13ポイントも離されたプレミアリーグの逆転優勝は現実的に難しい。FAカップとリーグカップも既に敗れており、可能性が残されているのは事実上このUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のみとなる。

 結果にはつながらなかったが、直近のプレミアリーグ・レスター戦で先制するまではリバプールらしさを取り戻していた。それを90分続けることができれば、ライプツィヒ戦の勝機は見えてくる。可能性が残された唯一の大会で、リバプールはリバウンドメンタリティを見せられるだろうか。

【了】