レアル・ソシエダの予想先発メンバー

UEFAヨーロッパリーグは決勝ラウンドに突入する。現地時間18日に行われるレアル・ソシエダ対マンチェスター・ユナイテッドはどのような試合になるだろうか。両クラブの現状や先発出場メンバーを占う。
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システム:4-3-3

▽GK
アレックス・レミロ

▽DF
アンドニ・ゴロサベル
アリツ・エルストンド
ロビン・ル・ノルマン
ナチョ・モンレアル

▽MF
イジャラメンディ
ダビド・シルバ
ミケル・メリーノ

▽FW
アドナン・ヤヌザイ
アレクサンデル・イサク
ミケル・オヤルサバル

 UEFAヨーロッパリーグでは準々決勝あたりまでは控えメンバーを中心に起用するクラブも多いが、レアル・ソシエダはグループステージからほぼベストメンバーで臨んでいる。ラウンド32の相手がマンチェスター・ユナイテッドということを考えても、大幅なターンオーバーを敢行する可能性は低いだろう。

 攻撃の軸になる2人は大一番に間に合った。主将のミケル・オヤルサバルは2得点を挙げたカディス戦でハムストリングを痛めたが、14日のヘタフェ戦で復帰。度重なる怪我に悩まされていたダビド・シルバも、この試合で1か月半ぶりに先発している。

 ミケル・メリーノやラ・リーガで5試合連続ゴール中のアレクサンデル・イサクら中心選手は、ヘタフェ戦の終盤にベンチに下げられた。中3日で迎えるユナイテッド戦に向け、わずかな休息が与えられている。

<h2>マンチェスター・ユナイテッドの予想先発メンバー

システム:4-2-3-1

▽GK
ディーン・ヘンダーソン

▽DF
アーロン・ワン=ビサカ
エリック・バイリー
ハリー・マグワイア
ルーク・ショー

▽MF
スコット・マクトミネイ
フレッジ
メイソン・グリーンウッド
ブルーノ・フェルナンデス
マーカス・ラッシュフォード

▽FW
エディンソン・カバーニ

 レアル・ソシエダ同様にベストメンバーを送り込んでくる可能性が高いだろう。プレミアリーグでは直近5試合で1勝3分1敗と足踏みが続いているだけに、ソシエダ戦で復調のきっかけをつかみたい。

 1月のクラブ月間最優秀選手に選ばれたポール・ポグバは6日のエバートン戦で負傷している。直近のウェストブロム戦でもベンチから外れており、復帰はまだ先になると見られている。

 前線にはアントニー・マルシャルに代わってメイソン・グリーンウッドの起用を予想する。マルシャルは9-0で大勝したサウサンプトン戦で2得点を挙げたが、それ以外の試合では低調なパフォーマンスが続く。今季は公式戦4得点と苦しんでいるグリーンウッドは、16日に発表された契約延長を発奮材料にしたい。

 センターバックにはエリック・バイリーが起用されるかもしれない。ビクトル・リンデロフとハリー・マグワイアが出ずっぱりの状況が続いていたが、バイリーはすでに全体練習に復帰している。1月20日以来となる公式戦出場に向けて準備は整っている。

<h2>マッチプレビュー

 レアル・ソシエダ対マンチェスター・ユナイテッドはラウンド32屈指のビッグマッチになるだろう。ソシエダは3つの引き分けがあったが、なんとかグループステージを突破。ユナイテッドはUEFAチャンピオンズリーグでパリ・サンジェルマン、RBライプツィヒの後塵を拝し、グループ3位でUEFAヨーロッパリーグの決勝トーナメントに回っている。

 一時は2位につけるなど、好調な序盤戦を過ごしたソシエダだったが、その後は勝ちきれない試合が続いた。それでも、アレクサンデル・イサクのゴール量産を起爆剤にチームは復調し、ラ・リーガでは5位まで順位を上げている。

 イサクはリーグ戦5試合連続と絶好調で、ユナイテッド戦の出場が危ぶまれていたミケル・オヤルサバルも直近のヘタフェ戦で復帰。前線はユナイテッドにも引けを取らない実力を備えたメンバーが並ぶ。

 中でも注目はアドナン・ヤヌザイだ。16歳にして鳴り物入りで加入したユナイテッドでは結果が残せず。しかし、17年夏に加入したソシエダでは、巧みなボールタッチと左足のキックが攻撃のアクセントになっている。ユナイテッドOBのポール・スコールズも「ゴールを決められるし、チャンスを作ることもできる。彼には用心する必要がある」と警戒している。

 プレミアリーグで長くプレーした選手も心強い。アーセナルでプレーしたナチョ・モンレアル、ユナイテッドのライバル・マンチェスター・シティでプレーしたダビド・シルバは、欧州での経験値が少ないチームにとって貴重な存在になるだろう。

 この試合はソシエダのホーム開催だが、社会情勢の影響によりイタリアのトリノで行われる。かつてポール・ポグバが本拠地としてプレーしたユベントス・スタジアムでこの一戦は行われるが、ポグバは負傷の影響で欠場が濃厚となっている。

 ポグバが不在の中で注目はスコット・マクトミネイだ。今季はキャプテンマークを任された試合もあり、チームでの存在感は増している。90分間走り続け、身体を張るのがマクトミネイの強みだが、2月に入ってからは3試合連続ゴールをマークしている。今季は得点力にも目を見張るものがあり、この一戦での活躍にも期待したい。

【了】