セルビアサッカー協会(FSS)は3日、同国代表チームの新監督にドラガン・ストイコビッチ氏の就任が決定したことを発表した。契約期間はEURO2024予選終了までの3年間とされている。

「非常に嬉しく、同時にきわめて誇らしく感じている。母国の代表監督になること以上に光栄なことはない。これ以上の誕生日プレゼントは望めなかった」と、3月3日が56歳の誕生日であるストイコビッチ氏は就任に際してコメントしている。

「全員が一致団結し、ユニフォームとエンブレムと国歌のために死ぬ気で戦わなければならない。結果が最優先だが、同時に相手を支配し試合をコントロールして、より多くの得点を求める戦い方をしていきたい」と抱負を語った。

 “ピクシー”の愛称で知られるストイコビッチ氏は現役時代に旧ユーゴスラビア代表の中心として活躍したセルビアの英雄。キャリアの後半は日本の名古屋グランパスエイト(現名古屋グランパス)で過ごし、リーグMVPに輝くなど強烈な印象を残した。

 引退後には名古屋で監督も務め、クラブ初のリーグ優勝のタイトルを獲得。その後は2015年から中国スーパーリーグ(CSL)の広州富力を指揮したが、昨年1月に契約を解除していた。

 セルビア代表はEURO2020予選プレーオフで敗退に終わってリュビシャ・トゥムバコビッチ前監督を解任。今月下旬から開催される欧州予選を突破して2022年カタールワールドカップ出場権を獲得することがストイコビッチ新監督の最初の目標となる。24日にはホームでのアイルランド戦で予選のスタートを迎え、その3日後にはクリスティアーノ・ロナウドらを擁するポルトガル代表を迎え撃つ。