Jリーグ復帰でさすがの存在感

 日本代表は25日に韓国代表と、30日にはモンゴル代表戦と対戦する。国際親善試合そして、カタールワールドカップアジア2次予選を戦う日本代表にはどのようなメンバーが招集されたのか。今回はGKの近況を紹介する。

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権田修一(ごんだ・しゅういち)
所属クラブ:清水エスパルス
生年月日:1989年3月3日(32歳)
日本代表通算成績:18試合出場/9失点

 ポルティモネンセではほとんど出番に恵まれなかったが、3季ぶりに復帰したJリーグではさすがの存在感を誇示。高いセービング能力とリーダーシップを発揮し清水エスパルスを最後尾から鼓舞している。代表合流前最後の試合となった21日の柏レイソル戦でも、勝ち点3獲得に貢献していた。

 森保一監督率いる日本代表ではこれまでシュミット・ダニエルや川島永嗣らとポジションを争ってきたが、現時点で正守護神の座を一歩リードしていることは間違いない。今回のシリーズでもゴールマウスを守る機会は訪れるだろう。ベテラン守護神が日本代表を勝利へと導くのか注目したい。

2017年以来の招集

西川周作(にしかわ・しゅうさく)
所属クラブ:浦和レッズ
生年月日:1986年6月18日(34歳)
日本代表通算成績:31試合出場/23失点

 2017年11月以来、森保一監督就任後としては初めての日本代表招集となった。現在34歳とベテランの域に達しているが、所属する浦和レッズのファーストGKであることに変わりはなく、昨季はJ1リーグ戦全試合フル出場、そして2021シーズンもここまですべての試合でゴールマウスを守っている。

 素早い反応から繰り出されるシュートストップと判断力の良さはまったく錆びついておらず、クロスへの対応も悪くない。そして何よりキック精度の高さが大きな魅力で、この点に関しては今なおJリーグ屈指と言っても過言ではないだろう。2016年以来となる日本代表での出場はあるのだろうか。

親子二代で代表入りの快挙

前川黛也(まえかわ・だいや)
所属クラブ:ヴィッセル神戸
生年月日:1994年9月8日(26歳)
日本代表通算成績:出場なし(初招集)

 2017年にヴィッセル神戸へ入団し、そこから3年間は出番に恵まれなかったが、昨季途中よりレギュラーの座を奪取。身長191cm・体重86kgという体格を武器に繰り出すシュートストップとハイレベルな足元の技術を発揮し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・ベスト4進出などに貢献していた。

 そうした所属クラブでの活躍があり、ついに日本代表入りを掴み取った。同選手の父・前川和也も元日本代表戦士で、親子で代表入りを果たしたのはJリーグ発足以降初めてのことだという。26歳の守護神は権田修一、西川周作に次ぐ3番手という位置づけになるが、アピールの機会は訪れるか。