ウィング(1)

U-24日本代表は26日と29日にU-24アルゼンチン代表と対戦する。東京五輪まであと4か月となり、残された限られた強化の場で選手たちはメンバー選考に臨む。今回は、U-24アルゼンチン代表との2試合に選ばれたメンバーの中から、MFを紹介する。
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MF:三好康児(みよし こうじ)
所属クラブ:ロイヤル・アントワープ(ベルギー)
生年月日:1997年3月26日 (23歳)
19/20リーグ戦成績:14試合出場1得点0アシスト
20/21リーグ戦成績:16試合出場2得点1アシスト

 新型コロナウイルス感染から復帰後は中々出場機会が与えられず、後半戦は苦戦を強いられている。だが前半戦はしっかりと自らの特徴を活かし、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の全試合に出場。トッテナムとも対戦できたことは三好康児にとってもプラスだろう。

 右サイドが主戦場となるが、シャドーやセントラルミッドフィルダー、トップ下などでもプレーできる。中盤のポジション争いは厳しいが、欧州でも通用するドリブルは魅力的だ。

MF:三笘薫(みとま かおる)
所属クラブ:川崎フロンターレ
生年月日:1997年5月20日(23歳)
2020リーグ戦成績:30試合出場13得点12アシスト
2021リーグ戦成績:7試合1得点2アシスト

 A代表入りも期待される若きサイドアタッカー。誰もが熱望する三笘薫の代表入り。まずは東京五輪に出場し、結果を残したいところ。旗手怜央や田中碧との川崎フロンターレホットライン、得意のドリブルでアルゼンチンDFを翻弄するところを見たい。

 今季は王者川崎Fで主力の座を掴み、今季のJリーグで話題を呼んでいる一人。今Jリーグでノリに乗ってる三笘が、アルゼンチン相手にどれくらい通用するのか楽しみなところだ。

ウィング(2)

MF:久保建英(くぼ たけふさ)
所属クラブ:ヘタフェ(スペイン)
生年月日:2001年6月4日(19歳)
19/20リーグ戦成績:35試合出場/4得点5アシスト(マジョルカ)
20/21リーグ戦成績:13試合出場/0得点0アシスト(ビジャレアル)、11試合出場/0得点1アシスト(ヘタフェ)

 レアル・マドリードからのレンタル移籍で昨季はマジョルカで中心選手として活躍していた久保建英。今季は最初にレンタルされたビジャレアルで十分な出場機会を与えられず、今冬の移籍市場でヘタフェにレンタルとなった。加入後しばらく結果が出なかったが、代表合流前最後の試合である21日のエルチェ戦でヘタフェ移籍後初アシストを記録。U-24アルゼンチン代表戦へ弾みをつけた。

 久保は3バック時には右ウィングやシャドー、トップ下でもプレーでき、その技術はU-24アルゼンチン代表にとっても脅威となるだろう。エルチェ戦での好調を維持したまま、アルゼンチン戦に臨んでもらいたい。

MF:旗手怜央(はたて れお)
所属クラブ:川崎フロンターレ
生年月日:1997年11月21日(23歳)
2020リーグ戦成績:31試合出場5得点4アシスト
2021リーグ戦成績:7試合出場2得点0アシスト

 旗手怜央は両翼、セントラルミッドフィルダー、さらには昨季から取り組んでいるサイドバックとどのポジションで起用されるか楽しみな選手。今季は鬼木達監督の下、左サイドバックのレギュラーを獲得。左サイドからの攻撃力は抜群だ。

 運動量がある旗手はU-24日本代表では3バック時の左ウィングでの出場が濃厚。三笘とのコンビネーションも申し分なく、左サイドからの攻撃はアルゼンチンの脅威となりそうだ。

ウィング(3)

MF:相馬勇紀(そうま ゆうき)
所属クラブ:名古屋グランパス
生年月日:1997年2月25日(24歳)
2020リーグ戦成績:31試合出場2得点0アシスト
2021リーグ戦成績:6試合出場1得点2アシスト

 旗手怜央や三笘薫などとポジションを争うのが、積極補強を行った名古屋グランパスでレギュラーを掴んでいる相馬勇紀だ。左サイドからのドリブルで切り込んでからのシュートは脅威だろう。

 名古屋で厳しいポジション争いを演じ、主力の座をつかんでいる相馬。E-1選手権では代表入りしたが、今後のA代表定着に向けても東京五輪世代でのレギュラー確保は必須だ。Jリーグで活躍するサイドアタッカーの活躍が楽しみだ。

セントラルMF(1)

MF:中山雄太(なかやま ゆうた)
所属クラブ:PECズヴォレ(オランダ)
生年月日:1997年2月16日(24歳)
19/20リーグ戦成績:14試合2得点0アシスト
20/21リーグ戦成績:24試合2得点1アシスト

 最近ではA代表にも呼ばれるようになった中山雄太。所属するズヴォレではCBでのプレーが多いが、主戦場はボランチだろう。今季はズヴォレで公式戦25試合に出場し、2得点を記録するなどセットプレーでの攻撃も期待できる。

 海外組だけで臨んだ昨年のA代表戦ではサイドバックでプレーし、好プレーを見せた。東京五輪のような短期決戦においては、ユーティリティな選手は非常に貴重だ。また、東京五輪世代ではリーダーとしてチームを牽引することも期待される。

MF:田中駿汰(たなか しゅんた)
所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌
生年月日:1997年5月26日(23歳)
2020リーグ戦成績:31試合出場2得点
2021リーグ戦成績:5試合出場0得点0アシスト

 E-1選手権ではA代表も経験した札幌期待の若手。ボランチとしてもプレーでき、3バックや4バック時のCBとしても起用できる。DFもMFもこなす貴重なユーティリティプレーヤーである。

 特別指定選手を経て、昨季正式に加入した北海道コンサドーレ札幌では加入1年目で31試合に出場し、主力の座を獲得。札幌を率いるミハイロ・ペトロヴィッチ監督からの信頼も厚い。

 A代表メンバーも加わったU-24日本代表でどんなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。

セントラルMF(2)

MF:田中碧(たなか あお)
所属クラブ:川崎フロンターレ
生年月日:1998年9月10日(22歳)
2020リーグ戦成績:31試合出場5得点1アシスト
2021リーグ戦成績:7試合出場0得点2アシスト

 所属する川崎フロンターレでは欠かせない存在となっている田中碧。昨季は川崎Fで31試合に出場5得点を記録。今季も川崎Fの主力を担っている。

 中盤でボールを刈り取り、川崎Fで仕込まれたパス意識で攻撃へのスイッチ役になれる。昨季はJリーグでキャリアハイの5ゴールを決め、中盤から一気にゴール前まで上がり、自らゴールを決めることもできる。ミドルシュートなどの飛び道具もあり、攻撃面での貢献も期待だ。

MF:渡辺皓太(わたなべ こうた)
所属クラブ:横浜F・マリノス
生年月日:1998年10月18日
2020リーグ戦成績:19試合出場2得点1アシスト
2021リーグ戦成績:5試合出場2アシスト

 東京ヴェルディの下部組織出身で2019年に横浜F・マリノスに移籍した渡辺皓太。昨季は途中出場が多かったが、7試合に先発し2得点を獲得。セントラルハーフで頭角を現わしつつある。

 東京五輪世代中心のメンバーで臨んだコパ・アメリカでA代表初選出。横浜FMでも徐々に出場時間が増え、今季の飛躍にも期待ができる。東京五輪メンバー選出に向けてアピールしておきたい。