10位:10番を背負うフランスの至宝

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

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FW:キリアン・ムバッペ(フランス代表 / パリ・サンジェルマン)
生年月日:1998年12月20日(22歳)
19/20リーグ戦成績:20試合18得点7アシスト
市場価値:1億8000万ユーロ(約216億円)

 22歳ながらフランス代表の10番を背負うキリアン・ムバッペが10位にランクイン。東京五輪出場も噂されたパリ・サンジェルマン(PSG)のエースだが、同大会不参加が決定的。レアル・マドリードなどへの移籍が噂される。

 攻撃力、スピード、テクニック、ドリブルなどは申し分ないが、パスやフィジカル面などが足を引っ張り10位になった。それでも上位10人の中では最も若い。トップ5入りの可能性を秘めている。

 今季はここまでリーグ戦25試合に出場し、すでに20得点6アシストを記録。リーグアン得点ランキング2位のメンフィス・デバイに6差をつけトップに立っている。今季の得点王獲得は確実かもしれない。

9位:無尽蔵のスタミナを持つユーティリティプレーヤー

MF:ヨシュア・キミッヒ(ドイツ代表 / バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1995年2月8日(26歳)
19/20リーグ戦成績:33試合4得点9アシスト
市場価値:9000万ユーロ(約108億円)

 90分間走り続けられる無尽蔵のスタミナを持つヨシュア・キミッヒが9位に入った。元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム氏のようにボランチやアンカー、サイドバックなどを器用にこなす。

 今季はリーグ戦19試合に出場し、2得点10アシストを記録。自らもゴールを奪うことができるが、二桁アシストからも分かるようにパスで味方の決定機を演出することができる。守備で相手の攻撃を防ぎ、攻撃時には決定的場面を作り出す。

 数値を見ても全て70以上。守備と攻撃の両面で貢献できる選手だ。スピードと空中戦での強さを兼ね備えれば、まさに完璧と言えるボランチになるだろう。

8位:リバプール不動のウィンガー

FW:サディオ・マネ(セネガル代表 / リバプール)
生年月日:1992年4月10日(28歳)
19/20リーグ戦成績:35試合18得点9アシスト
市場価値:1億2000万ユーロ(約144億円)

 リバプールでは不動のウィンガーであるサディオ・マネが8位にランクイン。今季はリーグ戦26試合出場7得点を記録。ユルゲン・クロップ監督からの信頼も厚い。

 守備がやや足を引っ張ったが、他の値は申し分ない。スピードは圧倒的でドリブルではプレミアリーグのDFたちを一瞬で置き去りにする瞬発力も持つ。

 今季のリバプールはリーグ戦で不調で現在は7位に位置。マネのゴール数がさらに伸びれば、今後順位を上げることになるはず。マネの活躍も今後のリバプールの鍵になるかもしれない。

7位:スパーズのエース

FW:ハリー・ケイン(イングランド代表 / トッテナム)
生年月日:1993年7月28日(27歳)
19/20リーグ戦成績:29試合18得点2アシスト
市場価値:1億2000万ユーロ(約144億円)

 トッテナムで10番を背負うイングランド代表のエースが7位にランクインとなった。圧倒的な決定力に加え、ソン・フンミンとのコンビでも見せているチャンスメイクで味方を活かすことができる。

 守備力とスピードがやや劣るも、他の値で高い数字を示している。空中戦も得意とし、頭でもゴールを奪うことができる。ジョゼ・モウリーニョ監督が絶大な信頼を置くFWだ。

 今季はここまでリーグ戦17得点を記録。リバプールFWモハメド・サラーに並び得点ランキング1位タイとなっている。今季の得点王も射程圏内だ。現在は6位のトッテナムだが、ケインの今後の活躍次第でトップ4も狙える。

6位:世界最高峰のDF

DF:フィルジル・ファン・ダイク(オランダ代表 / リバプール)
生年月日:1991年7月8日(29歳)
19/20リーグ戦成績:38試合5得点1アシスト
市場価値:8000万ユーロ(約96億円)

 昨季のプレミアリーグを制したオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが6位にランクイン。DFとしては最高位となった。特筆すべきはやはりディフェンス力とフィジカルだろう。プレミアリーグの攻撃的な選手を物ともしない。

 現在は負傷による長期離脱でプレーすることができていないが、2018/19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇、昨季のプレミアリーグ制覇に貢献。クラブワールドカップも制し、名実ともに最高峰のDFだ。

 リバプールの今季の不調はファン・ダイクを含むDF陣の負傷者続出が原因の一つ。今季ファン・ダイクの負傷がなければ、リバプールの状況は一変していただろう。