20位:リバプール不動の左サイドバック

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
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DF:アンドリュー・ロバートソン(リバプール)
生年月日:1994年3月11日(26歳)
19/20シーズンリーグ戦成績:36試合2得点12アシスト
市場価値:7500万ユーロ(約90億円)

 リバプール不動の左サイドバックが20位にランクイン。このスコットランド代表DFは守備、攻撃ともに高い数値を示している。豊富な運動量を持ち、1試合を通して激しい上下動を繰り返す。リバプールにとってなくてはならない存在だろう。

 攻守ともに申し分ないが、空中戦でやや劣っている。だがリバプールでは空中戦に強いCBがいるため、そこまで問題ではない。いざという時のスピード、左サイドを駆け上がった時のクロスボールなどは一級品だ。

 相手が嫌がるようなしつこい守備で追いかけ回す。奪った後の速攻で左サイドを駆け上がれば、追いつける選手は多くない。また巧みなテクニックで相手を華麗にかわす。

 ロバートソンの左サイドでの上がりが増えアシスト数がさらに増えれば、リバプールの得点数はさらに上がることだろう。ロバートソンの攻撃に注目だ。

19位;ナポリの大型CB

DF:カリドゥ・クリバリ(ナポリ)
生年月日:1991年6月20日(29歳)
19/20シーズンリーグ戦成績:25試合0得点0アシスト
市場価値:6000万ユーロ(約72億円)

 ナポリが誇るセネガル代表CBカリドゥ・クリバリが19位に入った。フランスのメスでプロキャリアをスタートさせ、2012年にヘンクへ移籍。2012/13シーズンのベルギーカップ優勝を経験した。2014年にナポリへステップアップとなった。

 187cm、89kgという体格で相手攻撃陣を止める。どんな相手にも当たり負けしないフィジカルと跳躍力もあり、攻守でセットプレーの強さを発揮する。

 クリバリの凄さはそれだけではない。スピードタイプの相手FWにも負けないスピードとテクニックも持ち合わせる。大柄なCBであるが、裏への抜け出しにも対応できる。さらにビルドアップ時の起点にもなれる。

 レアル・マドリードなどのビッグクラブが注目するクリバリ。30歳になるが、今後の飛躍にも期待がかかる。

 

18位:去就注目のフランス代表MF</h2>
MF:ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)
生年月日:1993年3月15日(28歳)
19/20シーズンリーグ戦成績:16試合1得点4アシスト
市場価値:6500万ユーロ(約78億円)

 マンチェスター・ユナイテッドでプロキャリアをスタートさせたポール・ポグバは2012年にユベントスへ移籍。2016年にユナイテッド復帰となった。また、ポグバは2018年のロシアワールドカップでフランス代表の優勝に貢献。名実ともに世界トップクラスのMFとなった。

 主にボランチやインサイドハーフとしてプレーするポグバ。191cmと恵まれた体格とテクニックを活かしたボールキープ力を持つ。中盤から前線に顔を出せば、相手の脅威となる。

 守備力やスピード、空中戦がやや足を引っ張ったが、ドリブルやテクニック、フィジカルなど攻撃面で高い数値を示している。また、ポグバの存在感は圧倒的でいるだけで脅威を感じる。フランス代表でもユナイテッドでも欠かせない存在だ。

 レアル・マドリード移籍やユベントス復帰などが噂されるポグバ。今後の去就に注目が集まる。

17位:衰えを知らないレアルの主将

DF:セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)
生年月日:1986年3月30日(35歳)
19/20シーズンリーグ戦成績:35試合11得点1アシスト
市場価値:1400万ユーロ(16.8億円)

 30歳を超えても衰えを知らないセルヒオ・ラモスが17位にランクイン。2005年にセビージャからレアル・マドリードに移籍して以降、ずっと白い巨人でプレーしてきた。主将としてチームを牽引する。

 スピードとドリブルがやや劣るが、守備力や空中戦、フィジカルでは文句なし。注目すべきはやはり攻撃力だろう。FW顔負けの攻撃センスを持ち合わせ、これまで幾度となくスペイン代表とマドリーを救ってきた。昨季は二桁得点を記録している。

 激しいタックルも印象的で少々気が荒いように見えるが、昨季はリーグ戦での退場はなし。熱い気持ちを持ってチームを引っ張り、また精神的支柱として牽引する。

 マドリーで中心選手として活躍するラモスだが、去就に注目が集まる。マドリーとの契約更新か、他クラブへの移籍が噂される。今後の動向が注目されている。

16位:ビッグクラブ注目のノルウェーの怪物

FW:アーリング・ブラウト・ハーランド (ドルトムント)
生年月日:7月21日(21歳)
19/20シーズンリーグ戦成績:14試合16得点6アシスト(ザルツブルク)、15試合13得点3アシスト(ドルトムント)
市場価値1億1000万ユーロ(約132億円)

 ノルウェーの怪物が16位にランクインとなった。ザルツブルクで得点を量産し、ドルトムントへステップアップとなったアーリング・ブラウト・ハーランド 。ドイツでもその実力を遺憾なく発揮し、今一番注目される若手FWだ。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)市場最速で二桁得点を記録するなど記録を作っているハーランド 。昨年1月のドルトムントデビュー戦となったアウクスブルク戦でいきなりハットトリックを達成。途中出場でのデビュー戦ハットトリックはブンデスリーガ史上初の快挙となった。

 途中加入となったドルトムントでもすぐにフィットし、中心選手として活躍。国内リーグのみならず、欧州の大会でも結果を残し世界トップクラブのFWであることを証明した。

 守備力と空中戦はやや劣るが、フィジカル、スピード、攻撃力はトップクラス。この若さですでに世界トップクラスの実力を持ち、キリアン・ムバッペとともに、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドに代わる新”2大エース”として注目される。今後の飛躍が期待される。