20/21シーズンも終盤戦に突入した。マンチェスター・シティで一時代を築いたセルヒオ・アグエロは今季限りでの退団を発表。ベテラン選手にとっては、決断を迫られる季節でもある。

 このオフに最も去就が注目されるのはリオネル・メッシだろう。昨夏にバルセロナ退団を希望したが、契約の問題もあり残留することとなった。しかし、今夏で契約満了になる予定で、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティがオファーを出しているとも報じられている。

 エディンソン・カバーニは7年間プレーしたパリ・サンジェルマンを昨夏に退団し、フリー移籍でマンチェスター・ユナイテッドと単年契約を交わした。全盛期と同様の活躍を期待するのは難しいが、ピッチに立てばリーダーシップを発揮してくれる頼もしい存在だ。ただ、34歳となった今季は公式戦27試合に出場して7得点。契約には延長オプションが付帯しているが、ユナイテッドはオプションを行使しない方針と報じられている。

 オリビエ・ジルーはプレミアリーグでキャリアを続けることができるだろうか。2012年にアーセナルに加入して以来、イングランドでのプレーは9年目を迎えた。プレミアリーグで20得点を記録したことはないが、スタッツに表れない部分で銀色の輝きを放つ。フランク・ランパード監督と同様に、トーマス・トゥヘル監督もジルーのプロフェッショナリズムを評価しているが、チェルシーに別れを告げる可能性もある。

 ズラタン・イブラヒモビッチは昨冬にACミランに加入し、躍進の象徴となった。1年半足らずで公式戦28得点を挙げ、39歳にしてスウェーデン代表復帰を果たしている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は5日、1年間の契約延長が濃厚と報じた。数日中の発表を予想しており、40歳となるシーズンをミラノで過ごすことになりそうだ。

 年齢を重ねた選手は契約期間が短くなるのが通例で、1年1年が勝負となる。キャリアの岐路に立たされたベテランFWたちが、シーズン終盤にどのような活躍を見せるのか。初夏の就職活動に注目が集まる。