29年目を迎えたJリーグでは、これまで様々な外国籍選手がプレーしてきた。アルビレックス新潟でも、多くの外国人選手がクラブの歴史に名を残している。。今回は、アルビレックス新潟でプレーした外国籍選手の中から、所属時の得点ランキングを紹介する。※成績はJリーグ通算

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5位:オルンガを抑えて得点王

レオナルド(ブラジル)
生年月日:1997年5月28日(23歳)
Jリーグ通算成績:38試合/28得点
在籍時期:2019

 レオナルドは2019年にアルビレックス新潟に加入。1年でクラブを去ることになるが、わずか1シーズンで28得点を記録した。

 2019年のレオナルドは、J2で圧倒的な活躍を見せた。最終順位が10位だったアルビレックス新潟で28ゴールを挙げてJ2得点王に。当時柏レイソルにいたオルンガを抑えて個人タイトル受賞を果たしている。また、9月と10月はJ2の月間MVPを2カ月連続受賞した。

 2018年、J3のガイナーレ鳥取で活躍してアルビレックス新潟にやってきたレオナルド。J2での活躍があのクラブの目に留まらないはずはなく、1年で浦和レッズへと飛躍した。現在は中国の山東魯能泰山でプレー。

4位:爆速ウインガー

ファビーニョ(ブラジル)
生年月日:1973年6月26日(47歳)
Jリーグ通算成績:104試合/30得点
在籍時期:2003-06

 大分トリニータのJ1昇格に貢献した翌年の2003年、ファビーニョはアルビレックス新潟の一員になり、再びJ2でプレーした。このシーズンに28試合に出場して9得点を挙げるなど活躍。個人としては2年連続で所属チームがJ1昇格を果たすことになった。

 J1昇格後も圧倒的な加速力とスピードを武器にサイドを疾走。相手の脅威となってアルビレックス新潟の武器となり続けた。その反面、爆発的なスピードは身体への負担も大きく、負傷を繰り返す。そのため、1シーズンを通しての活躍は難しかった。それでも、万全なコンディションで臨んだゲームでは強烈なインパクトを残している。

 ブラジル人の陽気さと日本の文化に馴染む柔軟性を併せ持ったファビーニョは、ファンにも愛された。現役引退後はアルビレックス新潟のサッカースクールでコーチを務めた時期もある。

3位:アルビレックスの要

マルシオ・リシャルデス(ブラジル)
生年月日:1981年11月30日(39歳)
Jリーグ通算成績:107試合/38得点
在籍時期:2007-10

 2007年にアルビレックス新潟に加入した攻撃的MF。中盤でありながら高い技術力を誇り、在籍した4年間でチームに大きな影響を与え続けた。

 特に浦和レッズへ移籍する前の年、2010年はマルシオ・リシャルデスが得点でも暴れた。26試合に出場して16得点(うち7得点が直接FK)を挙げ、このシーズンのJ1得点ランキングで3位タイとなっている。アルビレックス新潟史上初のJリーグベストイレブンにも選出された。

 これだけの得点力がありながら、マルシオ・リシャルデスの重要性はそれ以外にも光っていた。技術やセットプレーの精度だけでなく、豊富な運動量でチームを支えている。実際、2008年から2010年のアルビレックス新潟は、マルシオ・リシャルデスを欠いた試合で1勝もできなかったのだ。

2位:2年連続のJ2得点王

マルクス(ブラジル)
生年月日:1974年2月25日(47歳)
Jリーグ通算成績:77試合/51得点
在籍時期:2002-03

 J2時代のアルビレックス新潟でゴールを量産したのがマルクスだ。2002年に加入して1年目で19ゴールを挙げると、2年目は32ゴールを記録。2年連続のJ2得点王に輝き、1部昇格の原動力となった。この年のJ2得点ランキングは、上位6位まで全てブラジル人となっているが、中でも頭一つ抜けたのがマルクスだった。

 ただ、マルクスがアルビレックス新潟でJ1の舞台に立つことはなかった。契約の条件面でクラブと合意に至らず、2004年はJ2の川崎フロンターレに移籍。新天地では中盤を務めることが多く、得点ペースはダウンした。

 マルクスは、得点王のタイトルをそれ以前にも受賞している。1997年から3年間は本田技研工業に所属し、1999年にJFL得点王となった。

1位:4年連続2桁ゴール

エジミウソン(ブラジル)
生年月日:1982年9月15日(38歳)
Jリーグ通算成績:116試合/62得点
在籍時期:2004-07

 ブラジルの名門パルメイラスから2004年にアルビレックス新潟に加入。そのときは期限付きでの移籍だったが、ゴールを量産してエースに君臨した。そしてクラブは約3億円の移籍金を支払い、完全移籍に切り替えている。

 その後も得点源として暴れたエジミウソンは、アルビレックス新潟で過ごした4シーズンで毎年リーグ戦2桁ゴールを達成。2007年には29試合出場で19得点を決めた。そして、浦和レッズへと引き抜かれている。

 圧倒的な得点力でアルビレックス新潟をけん引したエジミウソン。2試合に1得点以上のハイペースでゴールを決め、クラブにもたらした勝ち点は数知れず。浦和レッズへ行く際に移籍金が発生しないことも話題になったが、3億円を投じて獲得しただけの価値は十分に示したかもしれない。