ヘタフェの日本代表MF久保建英は、自身の保有権を持つクラブであるレアル・マドリードと今季リーグ戦で3度目の対戦を迎える。非常に珍しい状況であるとしてスペイン紙『アス』も注目している。

 久保はビジャレアルにレンタルされていた今季前半戦には11月に行われたリーガ第10節の試合でマドリーと対戦。冬の移籍市場でヘタフェに移ったあと、2月には延期されていた第1節のマドリー対ヘタフェ戦が行われた。

 今週末の18日に行われる第33節の試合では、ヘタフェはホームにマドリーを迎える。冬に移籍した選手が、日程の都合により同じ相手と3回対戦することは起こり得るが、「レンタルに出された選手が保有元クラブと3回も対戦するのは珍しい」と『アス』紙は12日付記事で伝えている。

 久保がマドリーと3回目の対戦を迎えることになる理由は日程だけでなく、契約条件にもある。選手が他クラブにレンタルされる場合には、保有元クラブと対戦する試合への出場を禁じる契約条項が設定されることも多いが、マドリーは久保も含めた近年のレンタル選手にこの条項を設定していない。マジョルカにレンタルされた昨季も、久保は2回のマドリー戦に出場していた。

 前節カディス戦には先発で出場した久保だが、51分と早めの時間に交代していた。マドリー戦で出場機会を得て活躍できれば来季以降の復帰に向けたアピールにもなるが、その場合は接戦の優勝争いを演じる保有元クラブの邪魔をする形となる可能性もあるかもしれない。