58位:とにかくタフ! 常に貪欲な点取り屋

 リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

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FW:エディンソン・カバーニ(ウルグアイ代表/マンチェスター・ユナイテッド)
生年月日:1987年2月14日(34歳)
市場価格:1200万ユーロ(約14.4億円)
19/20リーグ戦成績:14試合出場/4得点2アシスト(パリ・サンジェルマン)

 ナポリ、パリ・サンジェルマン(PSG)で活躍し、今季よりマンチェスター・ユナイテッドに加入。プレミアリーグ参戦1年目で苦労する選手も多い中、34歳エディンソン・カバーニは若手に負けぬほどの存在感を示している。契約は今年6月末までとなっているが、延長を望むサポーターも決して少なくないのではないだろうか。

 得点を奪うという貪欲な姿勢に関しては、他の並み居るストライカーにまったく劣らない。ゴールネットを揺らすためならば身体を投げ出すことを厭わず、難しいボールにもとにかく飛び込んでいく。その勢いやペナルティーエリア内における強さは常に相手の脅威となっており、当然ながら同ランキングでも「攻撃力」や「フィジカル」などは高評価となっている。

 ただ、カバーニが世界最高と称される最大の理由は、一流のFWになってもなお汗をかき続けてくれるあたりだろう。「パス」が来ないとみると動きを止めるFWも多い中、南米生まれのストライカーはボールを引き出すために常に動き直しを図り、自らが主役になれずとも味方のフォローのためにスプリントを繰り返す。そして、守備も一切手を抜かない。これほどタフに働けるベテランFWは、世界を見渡してもなかなか見つからないのではないだろうか。

 派手な「テクニック」や爆発的な「スピード」こそ持っていないが、上記した通りチームのためにとにかく走って汗をかくカバーニは、若手にとって格好のお手本となる。20代の主力が多く、今後さらに力をつけていくであろうユナイテッドに、まだまだ必要な戦力であることは間違いないはずだ。