【PSG 3-2 サンテティエンヌ リーグアン第33節】

 パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペが圧巻の2ゴールで納得のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を獲得。ムバッペの凄い先制ゴールとは…。

 リーグアン第33節、PSG対サンテティエンヌが現地時間18日に行われた。ホームのPSGが3-2の勝利を収めた。勝利した2位PSGは首位リールに勝ち点差1に迫っている。

 試合は0-0のまま終盤に突入するが、78分から両チーム計5ゴールを記録。試合は劇的な結末を迎えた。

 PSGのエースであるブラジル代表FWネイマールは出場停止で欠場。だが、ムバッペが攻撃陣を牽引した。PSGは先制点を奪われた直後の79分、ムバッペがアンデル・エレーラのロングボールに反応し相手ディフェンスラインの裏に抜け出す。ムバッペは絶妙な抜け出しから、ペナルティエリア左でアウトサイド気味のトラップ。浮かせたボールをそのままボレーシュート。これがゴール右に吸い込まれた。

 このゴールは美し過ぎた。まさにビューティフルゴールだった。絶妙なタイミングで抜け出し、オフサイドはなし。スピードに乗りながら、浮き球を処理するという簡単ではないプレーだったが、ムバッペの動きは簡単に見えた。自ら浮かせたボールに対して、柔軟性を活かした動きで右足をすぐさま振り抜く。一連の動きはスムーズで動きに無駄がない。これは相手からしたらなす術なし。完璧なゴールと言えるだろう。

 続く87分、ムバッペは自ら獲得したPKを決め逆転に成功。だが、92分にサンテティエンヌが同点に追いつく。これで終了かと思われたが、最後の最後にドラマが待っていた。95分、アンヘル・ディ・マリアの右からのクロスにファーサイドでマウロ・イカルディが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。試合はこれで終了。PSGが3-2の逆転勝利を収めた。

 データサイト『WhoScored』による採点でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を獲得したのは2ゴールを記録したムバッペ。枠内シュートは2本で最多タイ。シュート数は最多の6本を記録。決定機演出のキーパスは最多タイの2本を記録していた。ドリブル成功数も最多タイの3回だった。ムバッペが攻撃の中心だったということが分かる。

 またムバッペは今季ここまで23ゴールを記録していて得点ランキングトップに立っている。2位のリヨンFWメンフィス・デパイとは5ゴール差。今季は残り5試合、得点王獲得へまた一歩前進した。