【川崎フロンターレ 1-1 サンフレッチェ広島 J1第10節】

 川崎フロンターレに所属するMF家長昭博がサンフレッチェ広島戦でさすがと言えるゴールを見せた。2021明治安田生命J1リーグ第10節川崎フロンターレ対サンフレッチェ広島が18日に行われた。試合は1-1のドローに終わった。

 今季ここまで無敗で首位に立つ川崎Fがホームに広島を迎えた。今季も好調を維持し、連覇に向かって好発進となっている川崎Fがこの試合の先制ゴールを奪う。

 試合が動いたのは前半38分、34歳のベテランMF家長がゴールを決める。左サイドでボールを持った三笘薫がドリブルで仕掛ける。右サイドバックの山根視来がペナルティエリア内に走り込み三笘からスルーパスを受ける。山根は左足でダイレクトシュートを放つが、大迫敬介がセーブ。だが、こぼれ球が山根の下に。山根が後ろから走りこんできた脇坂泰斗にマイナスのパスを送ると、脇坂はダイレクトで右の家長へ。家長が左足でゴールに流し込んだ。

 川崎らしいゴールで広島から先制点を奪った。左サイドでの攻撃のはずなのに右サイドバックの山根がペナルティエリア左でスルーパスを受ける。まさに超攻撃的サイドバックらしい走りだった。さらに、後ろから走ってきた脇坂がボールに絡む。そして、シュートではなくベテランMFへのパスを選択した。ゴール前でもしっかりとパスを繋ぎ、最後は家長の落ち着いたシュート。一切焦ることなく、冷静に穏やかにゴールを決めた。

 山根のプレーも見事だったが、家長の落ち着きは凄い。あの場面で慌ててしまってもおかしくない。ゴールチャンスで力が入ってしまい、ボールがクロスバーを越えたり上手くミートしないということも考えられる。だが、この男は違った。シュート自体にもあまり力は入っておらず、軽く流し込んだような感じのシュート。だがコースは完璧でゴール前にいた広島の選手たちもボールに触ることができなかった。

 このゴールで先制した川崎Fだったが、65分に森島司のゴールで同点に追いつかれる。その後も勝ち越しゴールを奪うことができず。1-1の同点で試合が終わった。それでも川崎Fは今季無敗を維持した。