レアル・マドリードを筆頭としたヨーロッパを代表する12のクラブは18日、欧州スーパーリーグの創設で合意したことを発表。すでに選手などから反対の声が多数挙がっているなど、サッカー界は大きく揺らいでいる。

 当然のことながらUEFA(欧州サッカー連盟)も黙っていない。19日にはアレクサンデル・チェフリン会長が「スーパーリーグに参加する選手たちは全員、代表チームではプレーできない。全てのサッカー連盟が同意している」と厳しい措置を取る姿勢を強調。もちろんまだ未定な部分は多いが、早ければ今夏のEURO(欧州選手権)から12クラブに所属する選手が代表チームでプレーすることが禁止されるのでは、という予測もある。

 もしこのまま欧州スーパーリーグが開催され、本当に参加した選手が代表活動に関われなくなったとしたら…。とくに欧州の国にとっては大ダメージどころではない。チームそのものを変える必要性も出てくるだろう。

 では、欧州を代表する12クラブに所属する選手が抜けた場合、スペイン代表の主力はどうなってしまうのか。直近の招集メンバーなどを踏まえながら見ていきたい。フォーメーションは基本の4-3-3を使用する。

 正守護神はアスレティック・ビルバオ所属のウナイ・シモンで問題ないだろう。すでに序列ではダビド・デ・ヘアやケパ・アリサバラガを上回っている。その控えはロベルト・サンチェス、ローマ所属のパウ・ロペスらで固めることになるか。

 最終ラインは右からヘスス・ナバス、イニゴ・マルティネス、パウ・トーレス、ホセ・ルイス・ガヤが濃厚か。絶対的リーダーであるセルヒオ・ラモスが不在となると、やはりその影響は大きそうだ。

 最も懸念されるのはアンカーと言えるかもしれない。ここ最近はセルヒオ・ブスケッツとロドリの二人が主に担ってきたが、スーパーリーグ開催で上記の禁止措置が適用されれば、彼らの参加は不可能となる。代役は難しいところだが、ナポリのファビアン・ルイスになるだろうか。

 インサイドハーフはペドリやコケ、サウール・ニゲス、チアゴ・アルカンタラらが起用できなくなる可能性があるため、ミケル・メリーノとセルヒオ・カナレスが担うことになりそう。ビジャレアルのダニエル・パレホ、パブロ・サラビアやルイス・アルベルトといった選手の招集も考えられそうだ。

 前線は右からアダマ・トラオレ、ジェラール・モレノ、ミケル・オヤルサバルになるか。セルタのイアゴ・アスパスやRBライプツィヒのダニ・オルモ、セビージャのスソ、エイバルのブライアン・ヒルなどの名も挙がるだろう。FWに関しては、スーパーリーグの影響で大きく質が落ちることはなさそうだ。

▽GK
ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)

▽DF
ヘスス・ナバス(セビージャ)
イニゴ・マルティネス(アスレティック・ビルバオ)
パウ・トーレス(ビジャレアル)
ホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア)

▽MF
ファビアン・ルイス(ナポリ)
ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)
セルヒオ・カナレス(ベティス)

▽FW
アダマ・トラオレ(ウォルバーハンプトン)
ジェラール・モレノ(ビジャレアル)
ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)