トッテナムは、解任したジョゼ・モウリーニョ監督の後任としてアカデミーコーチを務めていたライアン・メイソン氏を今季末までの暫定監督に任命したことを20日に発表した。プレミアリーグでは史上最年少の指揮官となるようだ。

 現在リーグで7位に位置し、ヨーロッパリーグでも敗退に終わったトッテナムは、モウリーニョ監督の解任を19日に発表。今季の残りの試合はメイソン氏が指揮を引き継ぐことになった。

 現役時代にトッテナムの生え抜きMFだったメイソン氏は、ハル・シティへ移籍したあと2017年1月に試合で頭蓋骨骨折の重傷を負い、26歳での引退を余儀なくされた(プレーしていたのは25歳まで)。引退後は古巣トッテナムに戻り、アカデミーで指導者としてのキャリアを開始していた。

 スポーツのデータ分析を手掛ける『Opta』などが伝えるところによれば、暫定監督ではあるが29歳での就任はトッテナムのクラブ史上最年少。プレミアリーグ全体でも史上最年少であり、20代でチームを率いるのは初の例となる。これまでは、1998年に32歳67日でクリスタル・パレスの選手兼暫定監督に就任したアッティリオ・ロンバルド氏が最年少だった。

 現在のトッテナムのメンバーの中で、ライアン氏より年長の選手も少なくない。GKウーゴ・ロリス(34歳)、ジョー・ハート(34歳)、DFトビー・アルデルワイレルト(32歳)、MFムサ・シソコ(31歳)、FWガレス・ベイル(31歳)にとっては年下の監督となる。

 トップレベルのサッカー界で監督就任の史上最年少記録とされているのは、トッテナムの来季新監督候補にも挙げられる現RBライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督。2016年にホッフェンハイム監督に就任した時点で28歳だった。