来季にはレアル・マドリードへ復帰することが当初は見込まれていた久保建英だが、EU外外国人枠の事情もあり難しい状況となっているようだ。スペイン紙『アス』が20日付で伝えた。

 久保は2019年夏にマドリーに加入したあと、スペイン1部でのプレー経験を積むためマジョルカへレンタル移籍。マジョルカでの1年間で高い評価を受け、マドリーの将来を担う可能性のある選手の一人として改めて期待を高めることになった。

 今季のもう1年を他クラブで過ごした上で、来季からはマドリーに復帰することがクラブおよび久保本人の想定する計画だったとされている。しかし、その前提条件となる外国人枠の問題が解消されない可能性が出てきたとスペイン紙は報じた。

 現在のマドリーでは、いずれもブラジル人であるDFエデル・ミリトン、FWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエスの3人がEU外外国人枠を占めている。そのうちヴィニシウスに関しては今季末までにスペイン国籍の取得が完了し、久保を復帰させることができる枠が空くと見込まれていた。

 だが手続き開始から1年以上が経過しながらも、いまだにヴィニシウスのスペイン国籍取得は認められず。新型コロナウイルスのパンデミックが手続きの遅れに影響したとみられている。

 プレーの面でも久保は、今季前半に所属したビジャレアル、現在所属するヘタフェの両方で十分な出場機会を得られず苦戦。依然として潜在能力への期待の高さは変わらないとしても、来季の去就は不透明な現状となっている。