78位:夏には放出候補も…

 リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

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DF:ミラン・シュクリニアル(スロバキア代表/インテル)
生年月日:1995年2月11日(26歳)
市場価格:5000万ユーロ(約60億円)
19/20リーグ戦成績:32試合出場/0得点2アシスト

 昨季は終盤戦にパフォーマンスレベルを落とし、ベンチスタートを余儀なくされることも。夏には他クラブへの売却も噂された。しかし、今季は再びアントニオ・コンテ監督の信頼を取り戻しており、コンスタントに出場機会を確保。2009/10シーズン以来のスクデットを狙うインテルにおいて欠かせない戦力になっているなど、改めて実力を証明している。

 ミラン・シュクリニアルはセンターバックとして間違いなくセリエAトップクラスのスキルを持っている。「スピード」不足は弱点だが、ポジショニングの良さや読みの鋭さでそれをカバーできるなど実にクレバーで、判断ミスも極めて少ない。「フィジカル」の強さはワールドクラスであり、デュエルにおいて相手を下回ることはほとんどないと言ってもいいだろう。

「空中戦」の強さも圧巻で、自チームのセットプレー時には大きなターゲットとなる。また、大柄だが足元の技術がしっかりしており、長短の「パス」を冷静に捌くなどビルドアップへの参加も決して苦にしていない。過去にジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティからオファーを受けたのも、そうした点を評価されてのことだろう。

 また、とにかく怪我が少ないあたりもプラスポイントだ。インテル加入1年目はリーグ戦全試合でフル出場を果たしており、以降も負傷によって長期離脱したことは一度もない。タフなゲームが続く中、安定して出場できる鉄人の存在はクラブにとって頼もしい限りである。