29年目を迎えたJリーグでは、これまで様々な外国籍選手がプレーしてきた。清水エスパルスでも、多くの外国人選手がクラブの歴史に名を残している。今回は、清水エスパルスでプレーした外国籍選手の中から、所属時の得点ランキングを紹介する。※成績はJリーグ通算

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5位:天皇杯のタイトルにも貢献

バロン(ブラジル)
生年月日:1974年1月19日(47歳)
Jリーグ通算成績:56試合/21得点
在籍時期:2001-2002

 ジェフ千葉の同ランキングで5位に入ったバロンが、清水エスパルスでも5位にランクインした。

 ジェフ千葉での2年間でリーグ戦30ゴールを挙げたバロンは、清水エスパルスにきてもコンスタントにゴールを記録。1シーズンめに15得点、2シーズンめに6得点を挙げている。2002年元日の天皇杯決勝では決勝点を挙げてタイトル獲得にも貢献した。

 その後、セレッソ大阪、ヴァンフォーレ甲府、鹿島アントラーズ、ベガルタ仙台、ヴィッセル神戸、アビスパ福岡と、日本のクラブを渡り歩いたバロン。長い日本でのキャリアは現役引退後も役立っており、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、バスケットボール女子日本代表を通訳としてサポートした。

4位:7試合連続得点の偉業を達成

ドウグラス(ブラジル)
生年月日:1987年12月30日
Jリーグ通算成績:45試合/25得点
在籍時期:2018-19

 2018年に清水エスパルスに加入したドウグラスは、3年ぶりの日本復帰だった。2010年に徳島ヴォルティスでJリーグを経験していたドウグラスは、2015年にサンフレッチェ広島でシーズン21ゴールを決めたあと、アル・アインへ移籍。UAEとトルコでの経験を終えたあとで日本に戻ってきている。

 シーズン途中に清水エスパルスに加入したドウグラスは、いきなり大暴れ。リーグ戦15試合で11得点を挙げた。翌シーズンは30試合で14得点とペースは落ちたものの、クラブ新記録となる7試合連続得点の偉業を達成している。

 残留争いで苦しんだチームで活躍を続けたドウグラスは清水エスパルスにとってレジェンドの一人である。

3位:日本サッカーリーグ最後の得点王

トニーニョ(ブラジル)
生年月日:1965年3月23日
Jリーグ通算成績:79試合/37得点
在籍時期:1992-1995, 1996

 Jリーグ創設初期のスター選手の一人。ブラジル代表経験もあるトニーニョは、読売(東京ヴェルディ)で日本サッカーリーグ最後の得点王となり、その次のシーズンから清水エスパルスに加入している。

 1993年は開幕から3試合連続得点を記録して好発進を切ったが、負傷でほぼシーズン全てを棒に振った。それでも1994年は44試合に出て22ゴールを記録。リーグ得点ランキングで6位に入っている。

 その後、外国人枠の都合で浦和レッズへの期限付き移籍を経験。1996年には再び清水エスパルスに戻ったが、オリバとポジションがかぶったため出場機会を減らした。

2位:ヤマザキナビスコカップで得点王

オリバ(アルゼンチン)
生年月日:1971年9月26日
Jリーグ通算成績:72試合/40得点
在籍時期:1996-98, 2000-01

 アルゼンチン人のオリバは、1996年に清水エスパルスに加入し、すぐに主力となった。攻撃的MFやFWとしてコンスタントにゴールを奪っている。

 中でも1998年は、ゴールを量産。リーグ戦27試合に出場して21得点を挙げて、リーグ得点ランキングで4位タイとなった。また、加入したシーズンはタイトルに貢献。ヤマザキナビスコカップで準決勝と決勝でもゴールを決めて清水エスパルス初のタイトルにも力を貸した。この大会では得点王に輝いている。

 その後、一度母国に復帰したオリバだが、2000年に再び清水エスパルスに加入した。ただ、復帰後は5試合出場でわずか1得点。以前から抱えていた膝の状態が思わしくなく、かつての輝きは放てなかった。

1位:長身の韓国代表FW

チョ・ジェジン(韓国)
生年月日:1981年7月9日
Jリーグ通算成績:101試合/45得点
在籍時期:2004-07

 清水エスパルスで最も多くのゴールを決めた外国人選手であるチョ・ジェジンは、2004年7月に加入。以降、コンスタントに活躍を続けた。

 185cmの長身に加えて技術もあり、ポストプレーでも存在感を発揮。得点数以上の価値をチームにもらたしている。2006年は自身最多となるシーズン16得点を記録。得点ランキングで7位タイに入った。その翌年も13得点を挙げて、2年連続の2桁ゴールを達成している。