ドイツのRBライプツィヒは、ユリアン・ナーゲルスマン監督の引き抜きを希望するバイエルン・ミュンヘンに対し、違約金として3000万ユーロ(約39億円)の支払いを要求したとみられている。独紙『ビルト』が伝えた。

 バイエルンを率いるハンジ・フリック監督は先日、今季限りでの辞任の意志をクラブに伝えたことを表明。クラブはまだ辞任を受理してはいないが、同監督が今季終了後にバイエルンを離れる可能性は高まっている。

 その有力な候補と噂されるのは、2019年に就任したライプツィヒを好成績に導いている33歳の若手監督。ジョゼ・モウリーニョ前監督を解任したトッテナムの次期監督候補などにも挙げられているが、ライプツィヒとしてもそう簡単に指揮官を手放すつもりはなさそうだ。

 就任時に4年契約を交わしたナーゲルスマン監督は、2023年まであと2年の契約を残している。契約解除金は設定されていないが、ライプツィヒは関心を示してきたバイエルンに対して3000万ユーロの支払いを要求したと報じられている。

 他クラブとの契約を残す監督を引き抜く場合に違約金が支払われるケースはあるが、通常は大物選手の移籍金のように高額となることはない。2011年にチェルシーがポルトからアンドレ・ヴィラス・ボアス監督を引き抜いた際に支払われた1500万ユーロ(約19億6000万円)がこれまでの最高記録とされており、バイエルンがライプツィヒの要求に応じたとすればその金額を一気に2倍へ更新することになる。