29年目を迎えたJリーグでは、これまで様々な外国籍選手がプレーしてきた。東京ヴェルディでも、多くの外国人選手がクラブの歴史に名を残している。今回は、東京ヴェルディでプレーした外国籍選手の中から、所属時の得点ランキングを紹介する。※成績はJリーグ通算

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4位タイ:CMでも大人気だったブラジルの点取り屋

アルシンド(ブラジル)
生年月日:1967年10月21日
Jリーグ通算成績:54試合/29得点
在籍時期:1995, 1997

 ジーコが日本に連れてきたアルシンドは、1995年にヴェルディに加入した。鹿島アントラーズで2年連続20ゴール超えを達成していたアルシンドは、ヴェルディ1年目で19ゴールを記録。三浦知良とともにヴェルディに多くのゴールをもたらしている。

 アルシンドはヴェルディで1年過ごしたあと、コンサドーレ札幌に加入したが、シーズン途中で退団となる。一度ブラジルに戻ったが、1997年には再びヴェルディに復帰し、16試合で10得点を挙げた。

 独特の風貌でテレビCMでも人気者だったアルシンド。息子のイゴールは、2011年に鹿島でプロC契約を交わしたことも話題になった。

4位タイ:J2で4年間プレー

アラン・ピニェイロ(ブラジル)
生年月日:1992年5月13日
Jリーグ通算成績:122試合/29得点
在籍時期:2015-2018

 アラン・ピニェイロは母国で日の目を見ず、2013年にヴィトーリアから期限付きで川崎フロンターレに加入した。しかし、リーグ戦では無得点に終わり、ブラジルに帰国している。それでも2015年にヴェルディで日本に再挑戦すると、徐々に存在感を強めていった。

 2015年からコンスタントに出番を得たアラン・ピニェイロは、2017年に大活躍。J2で39試合に出場して17得点を挙げた。2018年は27試合で6得点を記録し、契約満了で退団した。

 その後、2年間ジェフ千葉でプレーしたアラン・ピニェイロは、昨季いっぱいで退団している。

3位:誰もがマネしたあのポーズ

ビスマルク(ブラジル)
生年月日:1969年9月17日
Jリーグ通算成績:137試合/36得点
在籍時期:1993-96

 1993年にヴェルディの一員になったビスマルクは、初期のJリーグを盛り上げた一人。攻撃的MFとして、チームの前線を輝かせつつ、自らも多くのゴールを記録した。

 4年間を過ごしたヴェルディではコンスタントにゴールを記録。特に1994年と1995年はリーグ戦で2年連続の2ケタ得点達成。リーグベストイレブンにも2度続けて選出された。

 日本中のサッカー少年が“ビスマルクポーズ”をしていたであろうJリーグ創設期。ヴェルディのあと、鹿島アントラーズでも活躍したレジェンドは、2003年に神戸でもプレー。現役引退後はJリーグ功労選手賞を受賞している。

2位:2年連続の2ケタ得点

ドウグラス・ヴィエイラ(ブラジル)
生年月日:1987年11月12日
Jリーグ通算成績:108試合/37得点
在籍時期:2016-18

 ドウグラス・ヴィエイラは2016年にヴェルディに加入した。キャリアのほとんどを母国ブラジルのクラブで過ごしたドウグラス・ヴィエイラは、J2で新たな挑戦を始めている。

 加入直後のシーズンは28試合で6ゴールという結果がだったが、2年目にブレーク。2017年は18ゴールを挙げてチーム得点王になると、2018年にも13ゴールを記録して、2年連続の2ケタ得点となっている。

 2018年でヴェルディとの契約が満了したドウグラス・ヴィエイラは、その後サンフレッチェ広島に加入。J1の舞台で活躍を続けている。

1位:Jから世界へ羽ばたいたセレソンFW

フッキ(ブラジル)
生年月日:1986年7月25日
Jリーグ通算成績:53試合/44得点
在籍時期:2007, 2008

 東京ヴェルディで最も多くのゴールを決めた外国人選手は、のちにブラジル代表にもなったフッキだ。

 18歳で川崎フロンターレに加入したフッキは、2007年に期限付き移籍でヴェルディに加入。J2で42試合に出場して37得点と大暴れした。もちろんダントツの得点王。2位アレックス(福岡)に11ゴールの大差をつけた。次のシーズンは一度フロンターレに復帰したが出番に恵まれず、4月に再加入。自身が昇格に導いたヴェルディでJ1を11試合戦い、7ゴールを挙げている。

 その後ポルトガル1部のポルトへ移ったフッキは、2009年にブラジル代表入り。コンスタントにセレソンの一員となった。J2得点王のほかに、ポルトガル1部、ロシア1部でも得点王になった世界的なFWだ。