【アントワープ 2-3 ヘンク ジュピラー・プロ・リーグ チャンピオンシッププレーオフ第1節】

 ジュピラー・プロ・リーグのチャンピオンシッププレーオフ第1節、アントワープ対ヘンクが現地時間4月30日に行われ、2-3でアウェイチームが勝利。この試合では日本代表戦士が大きく躍動した。

 0-0のまま迎えた20分、先に試合を動かしたのはヘンクだった。ペナルティーエリア手前でクリスティアン・トルストベットがボールを持つと、ハーフスペースを猛スピードで伊東純也が駆け上がる。そこにパスが渡ると、背番号7はダイレクトでグラウンダーのクロス。これを主将テオ・ボンゴンダが合わせた。

 と、幸先良いスタートを切ったヘンクだったが、後半に入るとアントワープの勢いに飲み込まれる。57分にマキシム・ル・マルシャンに同点弾を許すと、その4分後に完璧な連係により崩され、三好康児に逆転弾を献上してしまった。

 しかし、そんなヘンクを救ったのがすでにワンアシストを記録していた伊東だった。ポール・オヌアチュのゴールがあり2-2で迎えた88分、右サイドでボールを受けた伊東は中を確認すると、GKとDFの間に鋭く正確なクロスを送る。そしてこれを、再びボンゴンダが合わせてヘンクが勝ち越しに成功した。

 2アシストを記録した伊東はデータサイト『Who Scored』内で「7.5」というレーティングを得ている。これは2ゴールのボンゴンダ、1ゴールのオヌアチュに次ぐチーム内3位の数字だ。また、伊東はこの日キーパス4本を記録しているのだが、これは両チーム合わせてトップとなる成績である。

 伊東はこれでリーグ戦合わせて今季14アシスト目。まさに絶好調で、今夏の移籍市場ではステップアップが注目される一人になることは間違いないだろう。

 伊東の活躍もあり勝利したヘンクは次節、ホームでクラブ・ブルージュと対戦する。