インテルが11年ぶりのセリエA優勝が決定した。ユベントスの10連覇を阻止し、通算19回目のスクデット獲得となった。

 現地時間1日のクロトーネ戦に勝利(2-0)していたインテルは4試合を残して勝ち点82となっていた。1日の時点で2位アタランタは同68となっており、2日の試合で引き分け以下だと、インテルの優勝が決まる状況となっていた。

 大事な一戦となったサッスオーロ戦だったが、アタランタはピエルルイジ・ゴッリーニが22分に決定機阻止で一発退場。大事な試合でアタランタは一人少ない状況となってしまう。

 それでもロビン・ゴセンスのゴールでアタランタが先制に成功。しかし、後半開始早々に痛恨のPK献上。52分、ドメニコ・ベラルディに決められ同点に追いつかれる。インテルの優勝を阻止するためには勝利が絶対条件のアタランタだったが、追加点をあげることはできず。試合は1-1のドローで終了。この瞬間、インテルの11年ぶりの優勝が決定した。

 昨季は勝ち点1差でユベントスに9連覇を許したインテル。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグは最下位で敗退となり、UEFAヨーロッパリーグ(EL)入りもできなかったが、今季リーグ戦では圧倒的な強さを見せつけている。今季ここまでの敗戦は第4節のACミラン(1-2)と第16節のサンプドリア戦(1-2)のみ。ミランに敗れてからは11戦無敗。その後、サンプドリアに敗れてからも、ここまで18戦無敗となり2月14日に行われた第22節のラツィオ戦に勝利し、そのまま優勝まで突き進んだ。

 ここまで失点数29というDF陣の安定感はもちろんのこと、2トップの活躍がインテルの優勝の要因の一つと言える。ロメル・ルカクはここまで21得点を記録し、クリスティアーノ・ロナウドに次ぐ得点ランキング2位。ラウタロ・マルティネスはここまで15得点と同8位に位置している。それだけではなく、クロトーネ戦でゴールを決めたクリスティアン・エリクセンの復調、ニコロ・バレッラやアクラフ・ハキミの活躍も目覚しかった。

 圧倒的な強さを見せ、11年ぶりのスクデットを獲得したインテル。セリエA連覇もそうだが、次に狙うタイトルは今季苦杯を嘗めたCLのタイトルだろう。インテルの来季CLの戦いに期待したい。