フランス・リーグアン第35節のモナコ対リヨン戦が現地時間2日に行われ、アウェイのリヨンが3-2で勝利を収めた。注目の上位対決に決着をつけたのは、17歳のMFラヤン・シェルキが終了間際に挙げた劇的ゴールだった。

 リール、パリ・サンジェルマン、モナコ、リヨンの4チームによる上位大接戦となっていた今季リーグアンだが、リヨンは前節リールとの直接対決に敗れて一歩後退。続くモナコ戦にも勝てなければ優勝争いからもチャンピオンズリーグ出場権争いからもほぼ脱落となる苦しい状況だった。

 前半を1点ビハインドで折り返したリヨンは後半に逆転しながらも、退場者を出して一人少なくなり、86分にはPKで追いつかれて2-2の同点に。だがその3分後の89分、右サイドからのマイナスのクロスに合わせたシェルキが劇的な勝ち越しゴールを奪い、リヨンを逆転勝利に導いた。

 カップ戦では16歳でクラブ史上最年少ゴールを挙げるなど、早くから他国のビッグクラブの関心も噂される存在となっていたシェルキだが、リーグ戦ではこれまで通算29試合に出場して得点なし。30戦目での嬉しい初ゴールは大一番でチームに勝利をもたらす重要な1点となった。

 だがリヨンの勝利で試合が終了したあと、ピッチ上は大荒れ。両チームの選手たちやスタッフが入り乱れての大乱闘騒ぎが発生し、お互い2人ずつの選手にレッドカードが提示された。試合中に退場となったリヨンの1人を含め、実に合計5人が退場処分を受けている。