【アトレティコ・マドリード 2-1 オサスナ ラ・リーガ第37節】

 アトレティコ・マドリードに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスがクラブの7年ぶりリーグ優勝に王手をかける逆転ゴールを決めた。

 ラ・リーガ第37節、アトレティコ対オサスナが現地時間16日に行われた。ホームのアトレティコが2-1の勝利を収めた。アトレティコは他会場の結果次第では、今節での優勝の可能性もあったが、2位レアル・マドリードも勝利を収めたため最終節に持ち越しとなった。

 先制したのはオサスナだった。均衡が破れたのは75分、ルベン・ガルシアが左サイドからクロスを供給。ファーサイドでアンテ・ブディミルが強烈なヘッド。これはヤン・オブラクが防いだようにも見えたが、VARの介入によりボールがゴールラインを割ったという判定に。オサスナのゴールが認められた。

 だが、アトレティコがすぐに同点に追いつく。82分、ジョアン・フェリックスの浮き球のボールを受けたレナン・ロディがペナルティエリア左から左足シュート。これがゴールに突き刺さった。すぐに同点に追いついたアトレティコは88分に逆転ゴールを決める。

 その逆転弾を決めたのが、アトレティコのエース・スアレスだ。ペナルティエリア手前の中央でスアレスが右サイドのキーラン・トリッピアーに展開。トリッピアーはワンタッチでヤニック・フェレイラ・カラスコにパス。カラスコはボールキープからマイナスに送ると、スアレスがダイレクトシュート。これをスアレスが冷静に流しこんだ。

 このゴールはまさにお手本のようだった。スアレスはコケからのボールを自ら右に展開。そのままゴール前まで向かう。だが、カラスコがボールをキープすると、フェリックスとムサ・デンベレが前にいたこともあり、スアレスはペナルティスポットの辺りにポジションを取る。そしてボールが来ると、おもいっきりシュートを放つのではなく冷静にゴール左に流し込んだ。ゴールへ丁寧にパスを送ったようなシュートだった。スアレスの抜群の嗅覚、ポジション取り、正確なシュートと文句なしの完璧なゴールシーンだった。

 試合はこのまま終了し、アトレティコが2-1の逆転勝利。勝利したアトレティコは最終節を残し勝ち点83、2位マドリーは同81となっている。アトレティコは23日に行われるバリャドリード戦に勝利すれば、7年ぶりのリーグ優勝が文句なしで決定。マドリーは最終節でビジャレアルと対戦する予定である。いよいよラ・リーガも最終節。2チームに絞られた優勝争いの行方は…。