ファーガソンが天才と称するも…素行不良が目立った逸材

若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人のイングランド人選手を紹介する。
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MF:ラヴェル・モリソン
現所属クラブ:なし

 かつてマンチェスター・ユナイテッドを率いていたアレックス・ファーガソン氏に天才と言われた男がいた。それがユナイテッド下部組織からトップチームに昇格したラヴェル・モリソンだ。当時はポール・ポグバ以上とも言われていた。

 しかし、モリソンはユナイテッドのトップチームではリーグカップ3試合の出場にとどまり、リーグ戦での出場は一度もなかった。2012年にユナイテッドを離れ、ウェストハムへ完全移籍となる。

 だが、その後もモリソンは天才としての片鱗を見せることができず。レンタルでクラブを転々とし、2015年にラツィオへ完全移籍。ここでも目立った活躍ができず、クイーンズ・パーク・レンジャーズFC(QPR)とメキシコのアトラスへそれぞれレンタル。その後も一つのクラブで長くプレーすることなく、レンタルと完全移籍を繰り返すことに。昨年9月にはオランダのADOデン・ハーグに完全移籍したが、今年1月に契約解除している。

 マンチェスター出身のモリソンはU-16から各年代別のイングランド代表に選出されていた。しかし、同国のフル代表入りの夢は叶わず。その後、昨年11月にジャマイカ代表に選出され、ジャマイカ代表としての道を選んだ。すでにジャマイカ代表としてデビューしたが、今年1月に無所属となって以降は同国代表に選ばれていない。