GK

EURO2020(欧州選手権)が1年の延期を経て現地時間6月11日に開幕を迎える。世界が注目するビッグイベントに、果たしてどのような選手たちが挑むのだろうか。今回は、6大会ぶりの優勝を目指すドイツ代表の招集メンバー全26名と基本スタメン&フォーメーションを紹介する。(代表通算成績は2021年3月31日北マケドニア代表戦終了時点のもの)
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マヌエル・ノイアー
生年月日:1986年3月27日(35歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
20/21リーグ戦成績:33試合42失点
代表通算成績:98試合93失点

 マヌエル・ノイアーがドイツ代表の正守護神であることは間違いない。主将としてチームを牽引し、1996年大会以来となる6大会ぶりの優勝に貢献できるか注目だ。2024年に行われる母国開催のユーロで最後の可能性もあるが、年齢的に見ると今大会が最後になるかもしれない。ノイアーはU-21欧州選手権で優勝、2014年のブラジルワールドカップでの世界一、クラブレベルではUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やブンデスリーガなど数々のタイトルを獲得してきた。だがこの世界最高峰のGKは、まだユーロでタイトルを獲得したことがない。ノイアーは正守護神として過去2大会でゴールマウスを守るも、いずれも準決勝敗退。3度目の正直で自身初の栄冠を掴むことができるだろうか。

ケビン・トラップ
生年月日:1990年7月8日(30歳)
所属クラブ:フランクフルト
20/21リーグ戦成績:33試合52失点
代表通算成績:5試合5失点

 フランクフルト守護神ケビン・トラップはマヌエル・ノイアー、ベルント・レノと分厚い壁に阻まれドイツ代表では第3GK扱いとなっている。だが長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトでは、チームメイトや監督からの信頼は厚い。トラップはフランクフルトで今季、リーグ戦33試合に出場。リーグ戦で5位に入り、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に貢献した。同国代表には続けて招集されているものの、昨年はわずか2試合の出場。今回のユーロで出場機会は訪れるだろうか。

ベルント・レノ
生年月日:1992年3月4日(29歳)
所属クラブ:アーセナル/イングランド
20/21リーグ戦成績:35試合37失点
代表通算成績:8試合10失点

 アーセナルでは絶対的な守護神としてゴールマウスを守るベルント・レノもドイツ代表ではマヌエル・ノイアーの分厚い壁を破ることができない。だが今季のアーセナルでのレノも光っていた。リーグ戦では35試合に出場しながら失点数は37、クリーンシートは11と好成績を残した。しかしながら、ドイツ代表では2016年5月にデビュー後、出場はわずか8試合となっている。ユーロ初出場で昨年10月以来の試合出場となるだろうか。

DF

マッツ・フンメルス
生年月日:1988年12月16日(32歳)
所属クラブ:ドルトムント
20/21リーグ戦成績:33試合5得点
代表通算成績:70試合5得点

 やはり今回のドイツ代表メンバーのDF陣の中で注目を集めるのは、約2年半ぶりの代表復帰となったマッツ・フンメルスだろう。スペイン代表には0-6、北マケドニア代表には1-2と歴史的な敗戦を喫したドイツ代表にフンメルスが帰ってきた。対人、空中戦の強さは今でも圧倒的。さらにはディフェンスリーダーとして守備陣を支える働きが期待される。2018年11月から代表としてプレーしていないものの、クラブではコンスタントに出場してきた。コンディション面も心配いらない。ベテランとして、6大会ぶりの優勝に貢献できるか注目だ。

クリスティアン・ギュンター
生年月日:1993年2月28日(28歳)
所属クラブ:フライブルク
20/21リーグ戦成績:34試合3得点3アシスト
代表通算成績:1試合0得点

 クリスティアン・ギュンターは育成年代からフライブルクに在籍し同クラブ一筋。現在は主将を務め、同クラブの象徴的な存在となっている。これまでフランクフルトのトップチームで293試合に出場してきたギュンターは、代表でのプレーは2014年5月の1試合のみ。クラブでの活躍が認められ、代表復帰となった。前回の代表戦で左サイドバックを務めたエムレ・ジャンやロビン・ゴセンスなどライバルは多いが、約7年ぶりの出場となるだろうか。

マティアス・ギンター
生年月日:1994年1月19日(27歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
20/21リーグ戦成績:34試合2得点1アシスト
代表通算成績:37試合2得点

 マティアス・ギンターは4バック時のCBのみならず、右サイドバックや3バック時の右でもプレーでき、ポリバレント性やユーティリティ性を持ち合わせる。2016年に行われたリオ五輪では5試合に出場2得点を記録。ドイツ代表の銀メダル獲得に貢献した。A代表にはこれまで37試合に出場。3月のワールドカップ予選では全3試合に出場となった。今回のユーロでは、前回の代表戦は怪我で出場できなかったニコラス・ジューレや2年半ぶりの復帰となったマッツ・フンメルス、アントニオ・リュディガーとポジションを争うことになる。自身初のユーロ出場で優勝に貢献したいところだ。

ルーカス・クロスターマン
生年月日:1996年6月3日(24歳)
所属クラブ:RBライプツィヒ
20/21リーグ戦成績:23試合1得点
代表通算成績:12試合0得点

 ルーカス・クロスターマンは所属するRBライプツィヒで主にCBを担っているが、両サイドバックや右サイドハーフでもプレーできる。ドイツ代表では主に右サイドバックでプレーし、右サイドハーフでの起用もある。3月のワールドカップ予選では2試合で右サイドバックとして出場。4バック時には右サイドバックで起用されることになるだろう。今季のリーグ戦序盤は膝の怪我で出場機会が少なかったが、中盤戦から順調に出場機会を重ね、ライプツィヒの今季リーグ2位入りに貢献した。着実に成長している24歳DFは自身初のユーロでどんなプレーを見せてくれるのだろうか。

マルセル・ハルステンベルク
生年月日:1991年9月27日(29歳)
所属クラブ:RBライプツィヒ
20/21リーグ戦成績:24試合2得点2アシスト
代表通算成績:8試合1得点

 マルセル・ハルステンベルクは今季リーグ戦2位のRBライプツィヒを支えた左サイドバックだ。同クラブに所属するルーカス・クロスターマンとともに今回もドイツ代表に選出された。今季の序盤戦は怪我の影響で出場機会が限られていたが、公式戦31試合に出場2得点2アシストを記録。左サイドバックのみならず、CBとしても起用できるためユーロのような短期決戦においては非常に貴重な選手だ。怪我のため、昨年11月と今年3月の代表戦は見送られたが、その実力は十分。自身初のユーロという舞台で暴れてもらいたい。

ニクラス・ジューレ
生年月日:1995年9月3日(25歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
20/21リーグ戦成績:20試合1得点
代表通算成績:29試合1得点

 今季は怪我の影響で思ったようなプレーができなかったニクラス・ジューレだが、今ではドイツ代表を背負う若きCBだ。恵まれた体格を活かした対人での守備や空中戦の強さは圧倒的。欧州の相手を吹き飛ばすほどのフィジカルでゴールを守る。今季の後半戦での怪我が気になるところだが、今年5月15日のフライブルク戦で復帰。不調となっているドイツでは、この選手の貢献度がカギを握ることだろう。マッツ・フンメルスなどのベテラン勢が復帰となったが、ポジション争いを制しドイツをユーロ優勝に導く活躍をすることができるだろうか。

ロビン・コッホ
生年月日:1996年7月17日(24歳)
所属クラブ:リーズ・ユナイテッド/イングランド
20/21リーグ戦成績:17試合0得点
代表通算成績:7試合0得点

 ロビン・コッホは2017年8月にカイザースラウテルンからフライブルクへ完全移籍。2019年9月には膝の靭帯を損傷。その後復帰を遂げたが、昨年8月にリーズ・ユナイテッドと4年契約を結び初めてのドイツ国外でのプレーとなった。イングランド挑戦1年目だったが、コッホは開幕戦からいきなりスタメンフル出場。順調な滑り出しを見せたが、中盤戦に膝を負傷してしまい今年3月に復帰となった。リーグ戦最後の3試合は欠場したが、今季はリーグ戦17試合の出場となった。膝の負傷が懸念されたが、今回のユーロでもドイツ代表に選出された。同選手はCBのみならず、ボランチでもプレーできる。昨年11月以来の出場機会は訪れるだろうか。

アントニオ・リュディガー
生年月日:1993年3月3日(28歳)
所属クラブ:チェルシー/イングランド
20/21リーグ戦成績:19試合1得点
代表通算成績:39試合1得点

 アントニオ・リュディガーは所属するチェルシーの今季リーグ戦序盤、ベンチを温める日が多かったが、今年1月16日のフラム戦でフル出場を果たすと、一気に出場機会が増える。リーグ戦では19試合に出場し、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献。さらには今季のCLでの欠場はわずか2試合。11試合に出場し、チェルシーのCL優勝に貢献した。前回大会は怪我のため出場できず。そのため、今回が初のユーロとなる。3月のワールドカップ予選では全3試合に出場し、ヨアヒム・レーヴ監督からの信頼も掴んでいる。DFの要としてのプレーを期待したい。

ロビン・ゴセンス
生年月日:1994年6月5日(26歳)
所属クラブ:アタランタ/イタリア
20/21リーグ戦成績:32試合11得点6アシスト
代表通算成績:4試合0得点

 アタランタに所属するロビン・ゴセンスは左サイドハーフもこなすことができるDFだ。左サイドから多くのチャンスを作り出し、チームに貢献することができる。今季のリーグ戦では32試合に出場し、キャリアハイとなる11得点6アシストを記録。アタランタでは主に左サイドハーフでプレーし、その攻撃力に磨きがかかってきた。代表キャップ数はわずか4と代表経験は浅いが、クラブでの活躍はホンモノのはずだ。ゴセンスは左サイドバックとして自身初となるユーロ出場を狙う。

MF

トニ・クロース
生年月日:1990年1月4日(31歳)
所属クラブ:レアル・マドリード/スペイン
20/21リーグ戦成績:28試合3得点10アシスト
代表通算成績:101試合17得点

 ドイツ代表では101キャップを誇るレアル・マドリードMFトニ・クロースは今大会でも同国代表の中心選手となることだろう。マドリー最高のパサーは今季、リーグ戦で10アシストを記録しアシストランキングで3位に入った。今季マドリーは無冠だったが、クロースがいなければリーグ戦2位という成績を残せなかったと言っても過言ではないだろう。クロースはマヌエル・ノイアー同様にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やラ・リーガ、ワールドカップ優勝を経験しているが、まだユーロでの優勝がない。3度目の正直でユーロを制することができるか。

トーマス・ミュラー
生年月日:1989年9月13日(31歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
20/21リーグ戦成績:32試合11得点18アシスト
代表通算成績:100試合38得点

 6大会ぶりのユーロ優勝を目指すドイツ代表にこの男が帰ってきた。トーマス・ミュラーは、マッツ・フンメルス同様に約2年半ぶりに同国代表復帰となった。今季のミュラーはブンデスリーガで圧倒的な力を見せつけた。32試合に出場した同選手は18アシストを記録。これはリーグ1位の記録で今季のアシスト王に輝いた。二桁得点二桁アシストという好成績を残し、ドイツ代表に帰還。ともに準決勝敗退となった前々回と前回大会は全試合に出場したミュラーは、3回目となる今大会でチームを優勝に導く働きを見せてくれるだろうか。

ヨナス・ホフマン
生年月日:1992年7月14日(28歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
20/21リーグ戦成績:24試合6得点11アシスト
代表通算成績:2試合0得点

 ヨナス・ホフマンは2016年にボルシア・ドルトムントからボルシア・メンヒェングラートバッハ(MG)へ完全移籍。加入直後は出場機会が限られていたが、中盤戦から徐々に出場機会を与えられ、レギュラーを掴んだ。今季も主力としてプレーしたホフマンは途中怪我の影響で離脱するも、リーグ戦24試合6得点11アシストと好成績を残した。クラブでは両ウィング、セントラルミッドフィルダー、センターフォワードなどでプレー。昨年10月7日のトルコ代表戦で代表デビューを飾ったホフマンだったが、11月の代表戦は負傷、3月は新型コロナウイルス陽性で離脱していた。代表での経験は浅いが、カイ・ハフェルツやティモ・ヴェルナーなどのポジションを脅かす存在になるはずだ。

フロリアン・ノイハウス
生年月日:1997年3月16日(24歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
20/21リーグ戦成績:33試合6得点6アシスト
代表通算成績:5試合1得点

 ”NEXTクロース”とも呼ばれる逸材がフロリアン・ノイハウスだ。所属するボルシア・メンヒェングラートバッハ(MG)では主力選手としてプレーし、今季は33試合6得点6アシストを記録。トニ・クロースのように決定機演出の鋭いパスが魅力だ。ノイハウスは昨年10月7日のトルコ代表戦でドイツ代表デビュー。先発出場を果たすと、いきなり代表初ゴールも決めた。ドイツが誇る若きパサーは自身初のユーロという大舞台で出場チャンスを掴み、しっかりと結果を残すことができるだろうか。

エムレ・ジャン
生年月日:1994年1月12日(27歳)
所属クラブ:ドルトムント
20/21リーグ戦成績:28試合1得点4アシスト
代表通算成績:32試合1得点

 MF登録であるエムレ・ジャンは所属するドルトムントで今季、主にCBとしてプレーした。ボランチやセントラルミッドフィルダーなど複数ポジションでもプレーできる。ドルトムントで主力としてプレーするジャンは今季28試合に出場し1得点4アシストという成績だった。3月のワールドカップ予選では左サイドバックでもプレーし、守備的なポジションはどこでもソツなくこなすことができる。今回のドイツ代表にはトーマス・ミュラーなど中盤が充実。場合によっては、DFとしてプレーすることになるかもしれない。

ジャマル・ムシアラ
生年月日:2003年2月26日(18歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
20/21リーグ戦成績:26試合6得点1アシスト
代表通算成績:2試合0得点

 今年3月に代表デビューとなった18歳の新星ジャマル・ムシアラが今回のドイツ代表にも選出された。昨年6月にプロデビューを果たしたばかりの18歳だが、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンで輝きを放っている。まだ途中出場が多いものの、今季はリーグ戦26試合に出場し、6得点1アシストを記録。クラブ史上最年少得点記録を更新したバイエルン期待の若手だ。育成年代ではドイツとイングランド代表を経験しているムシアラだったが、今年2月にドイツ代表を選択したことを表明すると、早速3月の代表戦でデビュー。次に狙うは代表初ゴールだ。

ヨシュア・キミッヒ
生年月日:1995年2月8日(26歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
20/21リーグ戦成績:27試合4得点10アシスト
代表通算成績:52試合3得点

 ヨシュア・キミッヒはバイエルン・ミュンヘン、そしてドイツ代表では欠かせない存在と言えるだろう。小柄ながら、フィジカルコンタクトに強く当たり負けしない。さらに、足元の技術に優れており、パスでもチームに貢献することができる。攻守に貢献しチームの心臓となれる選手だ。今季はリーグ戦27試合に出場4得点10アシストを記録し、バイエルンの9連覇を支えた。前回大会のユーロでは第3戦の北アイルランド戦で右サイドバックとして先発し、同国代表公式戦デビューとなった。結局、前回のユーロは4試合に出場するも、ドイツは準決勝敗退。初のユーロで悔しい思いをしただけに、今大会でチームを優勝に導く働きをしてほしい。

レオン・ゴレツカ
生年月日:1995年2月6日(26歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
20/21リーグ戦成績:24試合5得点7アシスト
代表通算成績:31試合13得点

 レオン・ゴレツカはボーフムとシャルケでキャリアを積み、2018年からバイエルン・ミュンヘンでプレー。その後、順調に成長していきドイツ王者と代表の中心選手にまで成長した。今季は怪我の影響などもあり、離脱した時期もあったが、24試合5得点7アシストを記録。バイエルンの9連覇に貢献した。2014年5月13日のポーランド代表戦で代表デビューを果たしたゴレツカだが、前回大会は招集されず。今回が初のユーロとなる。初のユーロとはいえ、ワールドカップをすでに経験しており大舞台の経験は申し分ない。今大会も中心選手としてドイツを引っ張ることになるだろう。

セルジュ・ニャブリ
生年月日:1995年7月14日(25歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
20/21リーグ戦成績:27試合10得点5アシスト
代表通算成績:19試合15得点

 バイエルンでは主にウィングを担っているセルジュ・ニャブリはトップ下やセカンドトップなど複数の攻撃的なポジションをこなすことができる。ドイツ代表では19試合に出場し、なんと15得点という驚異の決定力を見せている。ニャブリは最近のドイツ代表でセンターフォワードを務めることが多い。昨年11月の代表戦から今年3月までの5試合全てにセンタフォワードとして出場している。今大会もセンタフォワードとして先発する可能性があり、その決定力でドイツ代表を優勝に導きたいところだ。

カイ・ハフェルツ
生年月日:1999年6月11日(21歳)
所属クラブ:チェルシー/イングランド
20/21リーグ戦成績:27試合4得点5アシスト
代表通算成績:12試合3得点

 カイ・ハフェルツはレバークーゼンからの移籍で今季からチェルシーでプレー。欧州ビッグクラブとの争奪戦を制するなど、獲得に苦労しただけに大きな期待がかかっていた。途中離脱する時期はあったものの、シーズンを通して主力として活躍。プレミアリーグ初挑戦で27試合4得点5アシストを記録し、チェルシーの来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献。さらには今季のCL決勝マンチェスター・シティ戦では決勝ゴールを決め、チームをCL優勝に導いた。まだ21歳と若いドイツの至宝は3月のワールドカップ予選3試合に先発し、1ゴール1アシストと結果を残した。中盤でもプレーできるハフェルツだが、ドイツ代表ではウィングとしてのプレーとなりそうだ。

イルカイ・ギュンドアン
生年月日:1990年10月24日(30歳)
所属クラブ:マンチェスター・シティ/イングランド
20/21リーグ戦成績:28試合13得点3アシスト
代表通算成績:44試合9得点

 イルカイ・ギュンドアンは今季マンチェスター・シティのプレミアリーグ優勝の立役者と言っても過言ではない。今季序盤は新型コロナウイルス陽性で離脱し出遅れたが、その決定力を発揮。今季はリーグ戦28試合に出場13得点3アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では12試合に出場3得点1アシストと活躍。シティのCL決勝進出に貢献した。2012年のユーロは出番なしに終わり、2014年大会は怪我で出場できず。ギュンドアン自身もこの大会にかける想いは強いはずだ。出場すれば、初めてユーロでプレーすることになる。クラブでの好調を維持してユーロでもその実力を発揮することができるだろうか。

FW

ティモ・ヴェルナー
生年月日:1996年3月6日(25歳)
所属クラブ:チェルシー/イングランド
20/21リーグ戦成績:35試合6得点12アシスト
代表通算成績:37試合15得点

 ライプツィヒでの活躍が認められたティモ・ヴェルナーは昨年6月にチェルシーへ移籍。複数のビッグクラブとの争奪戦を制し、大金をはたいてチェルシーが獲得に成功した。序盤はゴールやアシストでチームの勝利に貢献していたものの、シーズン中盤からゴールが遠のいたことで批判が集中。リーグ戦では35試合に出場するも、6得点12アシストという結果だった。ゴール量産とはいかなかったが、黒子役としてゴール以外のプレーでもチームに貢献。チェルシーのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した。クラブでは決定力を指摘されるエースだが、調子が上がればドイツ代表の優勝も見えてくるだろう。復調のきっかけとなるだろうか。

レロイ・ザネ
生年月日:1996年1月11日(25歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
20/21リーグ戦成績:32試合6得点10アシスト
代表通算成績:27試合6得点

 マンチェスター・シティからの移籍で今季からバイエルン・ミュンヘンでプレーするレロイ・ザネは、いきなり10番を背負ってプレー。ブンデスリーガ復帰1年目となった今季は、欠場は怪我による2試合のみ。リーグ戦32試合に出場6得点10アシストを記録。バイエルンのリーグ9連覇に貢献した。2016年に行われた自身最初のユーロは1試合のみの出場だったが、今季は主力としての活躍に期待がかかる。代表では昨年11月のウクライナ戦から5試合連続の先発出場。ザネはゴールやアシストでチームに貢献することができるだろうか。

ケビン・フォラント
生年月日:1992年7月30日(28歳)
所属クラブ:モナコ/フランス
20/21リーグ戦成績:35試合16得点8アシスト
代表通算成績:10試合1得点

 ケビン・フォラントは昨年9月にレバークーゼンからモナコへ移籍。フランス挑戦1年目の今季はリーグ戦35試合に出場し、16得点を記録。モナコの来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選出場権獲得に貢献した。モナコでは主にセンタフォワードでプレーしているが、回復に専念するため代表辞退となったマルコ・ロイスに代わるウィングとしても期待できる。得意のカットインからのシュートでゴールを量産してもらいたい。センターフォワードではセルジュ・ニャブリやティモ・ヴェルナー、右ウィングではカイ・ハフェルツと手強いライバルが多いが、初のユーロ出場となるだろうか。