清水エスパルスは3日、DFウィリアム・マテウスの退団を発表した。

 ウィリアム・マテウスは今季からエスパルスに加入した31歳のブラジル人DF。家庭の事情により、双方合意の契約解除と発表されている。

 母国ブラジルでのプレーが長いウィリアム・マテウスは、2014年からフランスのトゥールーズでプレーした経験があり、国外挑戦に不安はなかった様子。「これほど温かく迎えていただいたことは初めてでした。ブラジル人の選手やスタッフも多く、チームのみんなに優しく接してもらい本当に感謝しています。日本でプレーすることを決める前に、周りの人たちから日本の環境の良さやJリーグのレベルの高さを聞き、数年間はプレーするつもりでいました」と、エスパルスでの歓迎に良い印象を持っていたという。

 しかし、「家族も一緒に来る予定でしたが、コロナの影響で叶いませんでした。残念ながら人生で初めての難しい決断をしなければなりませんでした」とウィリアム・マテウスは続け、「このパンデミックの中、自分が一番大切にしている家族のためにブラジルへ戻ります。日本を離れますが、今後のチームの良い結果と皆さんや家族の幸せを願っています」と、契約解除に至った理由を語っている。

 ウィリアム・マテウスは今季、カップ戦2試合に出場。J1デビューは実現しないまま日本を去ることになった。