スペインのエイバルは28日、同クラブに所属していた7選手が6月30日付で退団することを発表した。MF乾貴士も退団する選手の一人となる。

 乾はエイバルと2022年6月まで、あと1年の契約を残していた。だがチームは来季のセグンダ・ディビシオン(2部)降格が決まっており、降格した場合には契約が解除されるという条項が適用されると説明されている。

 クラブの公式ツイッターアカウントでは退団する7人それぞれに向けてメッセージも送られた。乾については「2度の期間にまたがる5シーズンで、ありえないようなドリブルや山ほどの名場面を思い出として残してくれた。いつも笑顔のタカ、幸運を祈る!」と記し、日本語でも「ありがとうございました」と付け加えている。

 乾は2015年夏にエイバルに加入。2018年にベティスへ移籍したあと、アラベスへのレンタルを経て翌年夏にエイバルへ復帰した。5シーズンでリーグ戦通算146試合に出場して14ゴールを記録し、ベティスとアラベス所属時も含めたリーガ出場数はアジア出身選手歴代1位となっている。

 2020/21シーズンはニューカッスルからのレンタルでFW武藤嘉紀も加入し、リーガで史上初めて2人の日本人選手がチームメートとなった。だが両選手とも後半戦には出場機会が減少し、チームも最下位での2部降格が決まっていた。

 今月2日に33歳の誕生日を迎えた際には、「スペインでやり残した事もいっぱいある」とツイートしていた乾。来季はどこでプレーすることになるのだろうか。