UEFAユーロ2020(欧州選手権)・準決勝、イタリア代表対スペイン代表が現地時間6日にウェンブリー・スタジアム(イングランド)で行われた。

 ロベルト・マンチーニ監督率いるイタリア代表はこれまでと同じく4-3-3を採用。ロレンツォ・インシーニェ、マルコ・ヴェラッティ、ジョルジーニョらが先発入りし、ベルギー代表戦で負傷した左サイドバックのレオナルド・スピナッツォーラの代わりはエメルソン・パルミエリが務めた。

 対するルイス・エンリケ監督率いるスペイン代表も4-3-3を採用。セルヒオ・ブスケッツ、ペドリらを起用し、前線には左からフェラン・トーレス、ダニ・オルモ、ミケル・オヤルサバルが並ぶことになった。

 試合は立ち上がりからスペイン代表ペースで進む。25分にはオルモがGKジャンルイジ・ドンナルンマを脅かすシュートを浴びせた。押し込まれたイタリア代表は前半、わずか1本しかシュートを放てなかった。

 後半に入っても流れはスペイン代表のまま。しかし、試合を動かしたのはイタリア代表だった。60分、クロスをキャッチしたドンナルンマからカウンターが始まると、最後はフェデリコ・キエーザが見事なコントロールシュートをゴールネットに突き刺した。

 1点を失ったスペイン代表はアルバロ・モラタやジェラール・モレノ、ロドリらを投入。すると80分、モラタがオルモとのワンツーで中央を突破し、最後はドンナルンマとの1対1を冷静に制す。エンリケ監督の選手交代が見事に的中した。

 試合は1-1のまま延長戦に突入。しかし30分間でスコアは動かず、勝敗の行方はPK戦に委ねられることになった。

 PK戦は両チームとも1人目が失敗。その後イタリア代表が3人連続で成功、スペイン代表は4人目のモラタが失敗。そして最後は5人目のジョルジーニョが成功し、4-2でイタリア代表が決勝へと駒を進めることになった。

【イタリア代表 1-1(PK4-2) スペイン代表 ユーロ2020・準決勝】

▽得点者
60分 1-0 フェデリコ・キエーザ(イタリア)
80分 1-1 アルバロ・モラタ(スペイン)