バレンシアの韓国代表MFイ・ガンインは、まもなくフリー移籍でのマジョルカ加入が決定することになりそうだ。スペイン紙『アス』など複数メディアが伝えている。

 バレンシア下部組織からデビューを飾り、クラブの将来を背負う選手として大きな期待を集めていたイ・ガンイン。だが今季は構想外となることが見込まれ、クラブが移籍先を探していることが報じられていた。

 バレンシアはバジャドリードからブラジル人FWマルコス・アンドレを獲得し、そのアンドレは27日に行われたアラベス戦ですでにデビュー。これによりイ・ガンインはバレンシアのEU外外国人枠から外れ、移籍はさらに確実となった。

 バレンシアとの契約はあと1年残されていたが、すでに解除されたとのこと。移籍先として噂されていたマジョルカへの加入がほぼ確実となり、29日中には現地入りしてメディカルチェックを受ける見通しだとスペイン紙は伝えている。

 イ・ガンインをフリーで放出する形となったことは、バレンシアにとっては下部組織出身の有望選手の扱いにまたしても失敗した例だとされている。これまでにもFWラファ・ミル(現セビージャ)やMFゴンサロ・ビジャール(現ローマ)、FWフェラン・トーレス(現マンチェスター・シティ)らを手放し、十分な移籍金を手に入れることもできなかった。

 いずれにしてもマジョルカでは、同じアジア出身の若手スター選手として比較されることも多い久保建英とイ・ガンインの共演が実現することが見込まれる。アジアからの注目度もさらに高まることになりそうだ。