スペインのラ・リーガでは2021年夏の移籍市場が閉幕した。リーグ戦連覇、そして悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指すディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリードは、新たに5人の選手を獲得している。では、2021/22シーズンの基本スタメンはどうなるのだろうか。

 フォーメーションは3-1-4-2がベースとなりそうだ。

 正守護神はヤン・オブラク。世界最高峰のGKは今季も他クラブにとって悩みの種となるだろう。モナコからローン加入したバンジャマン・ルコントはセカンドGKとしては非常に頼もしい存在だ。

 3バックはステファン・サビッチ、ホセ・マリア・ヒメネス、マリオ・エルモソの3人が基本となりそうだ。とくにヒメネスがどこまで稼働できるかは今季の一つのポイントと言えるだろう。また、右ウイングバックはキーラン・トリッピアー、左ウイングバックは昨季主力に定着し、終盤に凄まじい活躍ぶりを見せたヤニック・フェレイラ・カラスコが引き続きファーストチョイスとなる。

 クラブの「顔」であり頼れるキャプテンでもあるコケは中盤底で攻守に貢献し続けるだろう。インサイドハーフは昨季覚醒し評価を高めたトマ・レマル、そして近年の成長が著しいマルコス・ジョレンテの2人が務めることになりそうだ。

 2トップは昨季好調を維持したアンヘル・コレア、そして加入1年目ながら「ラストピース」としてチームをラ・リーガ優勝に導いた世界屈指の点取り屋ルイス・スアレスのコンビが基本ということになるだろう。

 電撃復帰したアントワーヌ・グリーズマンは慣れ親しんだクラブ、そして2トップの一角という中でバルセロナ在籍時よりも輝ける可能性は高い。ただ、スアレスは今や不動でA・コレアも外し難いほど調子が良い。ポジションを確保するのは決して容易ではないだろう。いずれにしても、このあたりの競争は今季のアトレティコにおける見どころの一つと言える。

 スタメンはもちろん申し分ないが、レナン・ロディ、シメ・ヴルサリコ、フェリペ、ジョフレイ・コンドグビア、ロドリゴ・デ・パウル、エクトル・エレーラ、ジョアン・フェリックス、マテウス・クーニャ、グリーズマンらが控えているなど、サブ組もかなり豪華と言える。ラ・リーガ連覇はもちろん、CLでの大旋風にも大きく期待できる。

▽GK
ヤン・オブラク

▽DF
ステファン・サビッチ
ホセ・マリア・ヒメネス
マリオ・エルモソ

▽MF
コケ
キーラン・トリッピアー
マルコス・ジョレンテ
トマ・レマル
ヤニック・フェレイラ・カラスコ

▽FW
アンヘル・コレア
ルイス・スアレス