横浜F・マリノスは23日、社長名義の声明を出し、ケビン・マスカット監督にかけられた疑惑についての調査結果を報告した。

 18日に行われた横浜F・マリノス対名古屋グランパスの一戦では、試合中に笛のような音が鳴り、プレーに影響を与える場面があった。この笛の音は主審が発したものではなく、横浜F・マリノスのベンチ、それもマスカット監督からではないかとの疑惑が浮上している。

 マスカット監督は21日のオンライン取材でこの件を否定していたが、クラブもこれに続く形で声明を出した。

 これによると、横浜F・マリノスはマスカット監督に2度の事実確認を実施。両日とも、当該試合以外も含めて「該当する行為は行っていない」という回答を得たとしている。さらに、「可能な限り映像を取り寄せて、確認、解析を実施しましたが、当該行為を確認する事はできませんでした。ベンチ周辺のチームスタッフに聞き取りを行いましたが、笛の発生源の目撃者を確認する事はできませんでした」としている。

 それでも、横浜F・マリノスは「本件はクラブとして重要な事象と受け止め」ているとし、「今後行われる公式戦にて横浜F・マリノスベンチ及びその周辺の観察、確認」と「関係各所の協力を仰ぎ、本件の当該試合以外も含む事象検証、聞き取りの継続とJリーグへの報告」を続けるとした。