日本サッカー協会(JFA)は28日、10月に行われるFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選に挑む日本代表メンバーを発表している。今回は10月7日に行われるサウジアラビア代表戦のメンバーを予想する。

 9月に幕を開けた最終予選で、日本代表は初戦のオマーン代表戦で痛恨の黒星を喫した。中国代表には1-0で勝利したものの、2試合を終えた時点での順位は6チーム中4位。自動的に出場権を獲得する2位以内に入るためには、負けられない試合が続く。とりわけ、連勝スタートを飾ったサウジアラビア代表とオーストラリア代表と対戦する10月の2連戦は、日本代表にとって前半戦最大の山場になるだろう。

 ゴールを守るのは、今回も権田修一になるだろう。GKとしては現体制下で最も多くの試合に出場し、9月の2試合でも起用された。前回に引き続き川島永嗣と谷晃生が選出されているが、アクシデントがない限りは大きな決断を下す可能性は低い。

 センターバックは吉田麻也と冨安健洋。吉田は今季のセリエAで6試合2得点を記録し、セットプレーでも脅威になっている。アーセナルに移籍した冨安も3試合連続で先発し、3連勝に貢献した。クラブでは右サイドバックで起用されているが、日本代表ではセンターバックでプレーすることになるはずだ。

 右サイドバックの酒井宏樹は、9月のオマーン代表戦後にチームを離脱した。しかし、リーグ再開後は浦和レッズでプレーしており、25日のFC東京戦では移籍後初ゴールをマーク。コンディションに問題はないとみられる。左サイドバックの長友佑都は12日にFC東京への加入が発表され、今回は11年ぶりに復帰したFC東京の選手として最終予選に臨む。

 中盤には遠藤航と守田英正が並ぶ。守田は感染症対策の影響で入国が間に合わず、オマーン代表戦を欠場したが、今回は先発メンバーに入ってくるだろう。遠藤の貢献度は言わずもがなだ。

 悩ましいのは2列目の人選だ。古橋亨梧は中国代表戦で、久保建英がマジョルカでともに膝を痛め、今回のメンバーから外れた。伊東純也は累積警告により出場停止。サウジアラビア代表戦は3人を欠くことになる。

 南野拓実は未だリーグ戦での出場がないが、リーグカップでは2得点を挙げる活躍を見せた。鎌田大地は今季のアイントラハト・フランクフルトでまだゴールもアシストもないが、日本代表で彼らの起用をためらうことはないだろう。

 伊東が不在の右サイドは堂安律が入る可能性が高い。PSVに復帰した今季、初出場となったAZ戦でゴールを決め、直近2試合では先発起用されるなど、序列を上げつつある。日本代表のピンチをチャンスに変える活躍に期待したい。

 1トップには大迫勇也がいるが、オナイウ阿道の抜擢を予想する。大迫はヴィッセル神戸に移籍後、4試合に出場しているがゴールはまだない。直近の清水エスパルス戦では武藤嘉紀のゴールをアシストするなど、いいプレーは見せているが、フランス2部で4試合連続ゴールを記録したオナイウの起用が現実味を帯びてくる。