マンチェスター・シティからドイツ2部のシャルケにレンタルされている日本代表DF板倉滉は、来季以降の完全移籍の可能性も高まりつつのあるのかもしれない。地元紙『ヴェストフェリッシャー・アンツァイガー』が見通しを示している。

 シティが保有権を持つ板倉は昨季までオランダのフローニンゲンにレンタルされ、主力として活躍して評価を高めた。今年夏には様々なクラブへの移籍が噂されたが、最終的に1部復帰を目指すドイツの名門シャルケでプレーすることになった。

 地元紙はシャルケが他クラブからレンタルしている選手たちの去就の見通しを論じる中で、板倉については「説得力を示している」として、「長期間在籍する可能性がある」と予想。チームが来季1部昇格を果たしたとすれば、移籍金450万ユーロ(約6億円)前後に設定されているという完全移籍のオプションが行使されることはあり得ると見込んでいる。

「板倉滉が来て以来シャルケは快調。この日本人選手は守備面で岩のように堅固」と、ここまでのプレーぶりへの評価は高い。実際に、板倉が先発に定着してからの6試合でシャルケは5勝1敗を記録し、そのうち4試合を無失点に抑えている。

 序盤はスロースタートだったが、ここ最近の復調で順位も昇格プレーオフ圏の3位にまで浮上してきた。保有権を持つシティでのプレーが難しいと予想されることも考えれば、板倉にとってはシャルケが昇格した場合に完全移籍することも十分に考えられる選択肢かもしれない。