サンフレッチェ広島は25日、2022年シーズンの新監督としてミヒャエル・スキッベが就任することを発表した。10月26日に城福浩監督の退任を発表していた広島は、ヘッドコーチだった沢田謙太郎が残り試合の指揮を執っていた。

 ドイツ人のスキッベは、名門シャルケでプレーした経歴を持つが、選手としては大きな実績を残すことなく20代前半で指導者に転身した。シャルケやボルシア・ドルトムントで育成年代を指導し、98/99シーズンにはドルトムントでトップチームの監督に抜擢されている。前年に低迷していたチームをUEFAチャンピオンズリーグ出場へと導いた功績が評価され、DFB(ドイツサッカー連盟)に引き抜かれた。2002年の日韓ワールドカップにはドイツ代表のコーチとして参加。2005年に行われたU-20ワールドカップでは、U-20ドイツ代表を率いている。

 その後はバイヤー・レバークーゼン、アイントラハト・フランクフルト、ヘルタ・ベルリンなどトップチームの監督を歴任した。15年10月には、翌年のユーロ(欧州選手権)出場を逃したギリシャ代表監督に就任。ロシアワールドカップ欧州予選ではプレーオフに進んだが、クロアチア代表に敗れて本大会出場を逃している。

 19年夏には古巣ドルトムントに戻り、U-19監督に就任。20/21シーズンはU-23チームを率いることが決まっていたが、20年5月に退団。20/21シーズンはサウジアラビアのアル・アインを率いていたが、成績不振により1月にチームを去っていた。