今季加入したアーセナルで不動の右SBに定着して活躍を続ける冨安健洋に対し、昨季まで同じポジションでプレーしていたスペイン代表DFエクトル・ベジェリンも賛辞を送った。英紙『デイリー・メール』など複数メディアが伝えている。

 ベジェリンはアーセナル下部組織に加入したあと2013年にトップチームデビューを飾り、長年にわたってレギュラーとしてプレー。だが昨年夏の移籍市場最終日に冨安と入れ替わる形でチームを離れ、母国スペインのベティスへレンタルされることになった。

 8月末にベジェリンのレンタルや冨安の加入が決定した時点ではプレミアリーグ開幕3連敗と絶不調だったアーセナルだが、その後復調して上位浮上を果たしている。「アーセナルは素晴らしい戦いをしているし、僕も嬉しく思っているよ」とベジェリンは、アーセナルのレジェンドであるイアン・ライト氏のポッドキャスト番組に出演してコメントしている。

「僕のポジションに来たトミヤスは素晴らしい活躍をしているね。恨みは全くないよ。クラブにはいつも、出て行くことになるとしても、僕のポジションに誰もいない状況を残したくはないと伝えていたんだ」と冨安への思いも語った。

 ベティスへの移籍については、ミケル・アルテタ監督ともオープンに話し合った上で、双方にとってベストな選択肢を選んだとベジェリンは振り返る。下部組織から約10年間を過ごしたアーセナルへの愛着は変わらないとしながらも、「やっと数年前のようにまたサッカーを楽しめるようになった」とベティスでの現状に満足げな様子も見せている。