現地時間27日時点でラ・リーガは33節が終了した。今季も残すところ5節となったシーズン終盤。シャビ監督率いるFCバルセロナは不振に陥っている。UEFAヨーロッパリーグ(EL)ではアイントラハト・フランクフルト相手にホームで敗れ、準々決勝敗退という結果になってしまった。ラ・リーガでは、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を賭けた試合が続く中、格下のカディスとラージョ・バジェカーノ相手にまたしてもホームで破れた。

 バルセロナがスランプに陥った要因は数多くあるが、その中でも最も大きい要因が一つ挙げられる。
それがペドリの存在だ。

 スペイン代表にも選出された19歳MFは今季の前半戦の大半を負傷により欠場。今年1月に怪我から復帰するとともにチームは再びバルセロナ本来のパフォーマンスを取り戻し、アトレティコ・マドリードやバレンシア、レアル・マドリード、セビージャなどのライバルを圧倒し、CL出場圏内に浮上した。

 しかし、ペドリは再び怪我に苦しむ形となってしまった。

 スペイン紙『マルカ』によるとペドリが出場したラ・リーガ12試合でバルセロナは10勝2分0敗。ラ・リーガにおいてペドリが出場すれば負け知らずで、最大獲得できる勝ち点36ポイントのうち、32ポイントを獲得している。一方で、ペドリ不在の試合では最大63ポイントのうち31ポイントしか取れていない。約2倍の試合数をペドリなしで戦ったのにも関わらず、勝ち点はペドリがいた試合とほとんど変わらない。

 スペイン人MFの欠場は試合結果のみならず、チームのパフォーマンスにも大きな影響を与えていると同紙は分析している。ペドリの代役としてフレンキー・デ・ヨングやガビが期待されていたが、パス精度の不安定さやチャンスメイク能力の低さが目立つ。どちらの選手もペドリの役割を担うことができなかった。

 複数の現地紙はペドリの今季絶望を伝えている。果たして、ペドリを欠くバルセロナは、CL出場権を獲得することはできるのだろうか。