UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝戦、フランクフルト対レンジャーズが現地時間18日に行われる。この試合の注目選手は、やはり日本代表MF鎌田大地。今季ELのあるゲームで実にオシャレなゴールを決めた同選手には、決勝でも目に見える結果に期待したいところである。

 鎌田は今季のELでチーム最多、得点ランキングでも4位につける5得点を奪っている。グループリーグ第3節と第4節のオリンピアコス戦、同第5節のアントワープ戦、ラウンド16の1stレグのベティス戦、そして準優勝1stレグのウェストハム戦だ。

 その中で最も印象に残っているゴールは、昨年11月に行われたアントワープ戦のものと言えるのではないだろうか。

 その一撃は12分に誕生している。右サイドを上がったティモシー・チャンドラーからクロスが入ると、2シャドーの一角を担っていた鎌田はゴール前に飛び込んで右足アウトサイドでハーフボレーを披露。見事ゴールネットを揺らし、チームに貴重な先制弾をもたらしたのである。

 まずこのゴールシーンで際立つのはポジショニングセンスの良さである。ゴール前に飛び込むタイミングはまさにパーフェクトだった。そしてもう一つ光ったのは落ち着きぶり。難しいボールだったが、鎌田は無理に力を入れることなく、軽く当てる形で押し込んでいる。

 いよいよ迎えるレンジャーズとの大一番。鎌田は上記のようなストロングポイントを発揮したゴールを奪い、フランクフルトを優勝へと導けるのか。大いに注目したい。