●懐かしい…。G大阪、歴代外国人5人のその後(1)

 1980年に創設されたG大阪(前身の松下電器産業株式会社サッカー部を含む)には、これまで多くの外国人選手が在籍してきた。過去に所属した選手たちの活躍を覚えている人も多いと思うが、退団後のキャリアを知る人は少ないだろう。今回は、過去に在籍した外国人選手が退団後どんなキャリアを歩んでいるのか。懐かしの外国人選手のその後を紹介する。(通算成績などのデータは『transfermarkt』を参照)

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パトリック・エムボマ(元カメルーン代表)
生年月日:1970年11月15日
在籍期間:1997年7月〜1998年7月
ガンバ大阪通算成績:38試合33得点0アシスト

 フランスでキャリアをスタートしたパトリック・エムボマは、1997年7月にパリ・サンジェルマン(PSG)からガンバ大阪に加入した。在籍したのはわずか1年だが、公式戦38試合33得点をマーク。圧倒的な身体能力を誇り、得点を量産した同選手は ”浪速の黒豹” と呼ばれ、凄まじいインパクトを残した。1998年7月に退団後は欧州リーグへ復帰。セリエAのカリアリやパルマ、プレミアリーグのサンダーランドでプレーした。

 欧州ではなかなか結果を残すことが出来なかったが、オーバーエイジ(OA)として参加した2000年のシドニー五輪では、6試合4得点の活躍でカメルーン代表を優勝に導き、同年のアフリカ年間最優秀選手賞を受賞した。その後は、2003年に東京ヴェルディへ加入。Jリーグに復帰したが、2004年に移籍したヴィッセル神戸で怪我に苦しみ、2005シーズン途中に引退した。

 そのエムボマは現在、フランスのテレビ局・カナルプリュススポール・アフリークで解説者を務めている。また、6月にはカメルーン代表の公式アンバサダー任命が正式に発表されており、今後はチームの遠征に同行し、選手やコーチに貴重なアドバイスを提供するほか、カメルーン代表チームのマーケティング部門とも連係していく予定とのことだ。