現地時間20日スペイン紙『マルカ』は、バルセロナが獲得に動いているフランス代表DFのジュール・クンデに対し、所属クラブのセビージャが移籍金6000万ユーロ(約85億8000万円)を要求したことを報じた。

 バルセロナは今夏、シャビ・エルナンデス監督の構想から外れた、クレマン・ラングレとサミュエル・ウムティティの売却を考えており、第2キャプテンのジェラール・ピケも近年のフィジカルの衰えにより来季以降は出場時間を減らすのではないかと現地メディアは伝えている。このような理由から、クラブはCB強化のために今季チェルシーでプレーしたアンドレアス・クリステンセンと、セビージャのジュール・クンデ獲得に動いている。

 クリステンセンの獲得が濃厚とされている中、一方でクンデの方は難航している。セビージャがバルセロナに要求した移籍金は6000万ユーロ(約85億8000万円)。複数のイングランドクラブも同選手に興味を示していることをチラつかせながら、高額な移籍金を設定した。セビージャの会長ペップ・カストロと、スポーツディテクターを務めるモンチは「クンデを売却する必要はない」という姿勢を見せているが、内心は焦っており、できるだけ早く同選手を売却して資金調達をしたいようだ。

 これに対しバルセロナは、この高額な移籍金を支払うつもりは全くないようだ。同クラブの保有する小会社の株式49.9%とテレビ放映権の一部売却をしたことにより、約6億ユーロ(約858億円)の資金調達が見込まれているとはいえ、簡単に払える金額ではない。

 早く売却したいセビージャと、時間をかけて交渉を進めたいバルセロナ。果たして交渉の末、どちらのクラブが妥協することとなるのだろうか。