●5位:ケパ・アリサバラガ

 これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたチェルシーだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金を支払って獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照

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生年月日:1994年10月3日
移籍金:8000万ユーロ(約96億円)
在籍期間:2018年8月〜
リーグ戦成績:79試合96失点

 アスレティック・ビルバオでスペインを代表するGKへと成長したケパ・アリサバラガは、2018年夏に守護神の補強を急務としていたチェルシーに加入した。移籍金は8000万ユーロ(約96億円)で、これは今なおGK史上最高額となっている。

 チェルシーでのスタートは上々だった。1年目からプレミアリーグ36試合に出場し、3位フィニッシュに貢献。UEFAヨーロッパリーグ(EL)では全15試合中13試合でフル出場を果たし、見事にクラブを頂点へと導いていた。

 しかし、翌2019/20シーズンにパフォーマンスレベルが大きく低下。シーズン途中には控えGKのウィリー・カバジェロにポジションを奪われることもあった。最終的にプレミアリーグでは33試合に出場するのだが、同10試合以上に出場したGK23人のうち最下位となるセーブ率54.3%を記録と、1年目とは打って変わってクラブの悩みの種となってしまった。

 そして2020/21シーズン、チェルシーはレンヌからエドゥアール・メンディを補強。これにより、ケパは完全に立場を失うことになってしまった。現在もチェルシーに所属こそしているが、メンディからポジションを奪い返すことはできておらず、“GK史上最高額の男”はベンチを温め続けている。