スポルティングCPに所属するポルトガル代表MFマテウス・ヌネスに対し、チェルシーが獲得に向けた積極的な動きを見せているとも報じられている。ビッグクラブからの注目を集めるマテウス・ヌネスとは何者だろうか。

 現在23歳のヌネスは高い技術や戦術眼を持ち、ピッチ中央で攻守両面に力を発揮するMF。スポルティングのレギュラーとして活躍して急速に評価を高めてきた。

 ブラジル出身だが少年時代にポルトガルへ移り、リスボンのエリセイレンセというクラブでプレーを開始。エストリルへ移ってポルトガル2部にデビューしたあと、20歳だった2019年1月にスポルティングへ移籍した。2部リーグでもまだ6試合に出場したのみだったが、カップ戦でスポルティングと対戦した際のプレーが目に留まったという。

 スポルティングでも徐々に出場機会を増やし、2020/21シーズンには交代出場を中心にリーグ戦31試合に出場。2021/22シーズンには不動のレギュラーに定着し、リーグ戦33試合、公式戦合計50試合に出場して4得点5アシストを記録した。

 スポルティングに加入した際の移籍金は保有権の50%に対して50万ユーロ(約6900万円)だったが、『transfermarkt』による現在の市場価値は3500万ユーロ(約48億円)。2年半で35倍にまで急上昇している。

 チャンピオンズリーグでマンチェスター・シティと対戦した際には、ジョゼップ・グアルディオラ監督からも「今の世界で最高の選手の一人」とまで絶賛された。プレミアリーグからはエバートンやウルヴァーハンプトン(ウルブス)などが関心を示していると報じられたが、ウルブスはオファーを断られたとみられている。

 ポルトガル紙『ア・ボーラ』が6日付で伝えたところによれば、チェルシーもヌネスの獲得に動き始めているとのこと。移籍金4500万ユーロに加えてボーナス500万ユーロ、合計で最大5000万ユーロ(約69億円)のオファーが準備されているという。

 スポルティングからは、ヌネスとともに中盤を支えた選手の一人であるMFジョアン・パリーニャがフラムへ移籍することが4日に決定している。中盤の主力流出の穴を埋める新戦力として、サンタ・クララから獲得した日本代表MF守田英正の働きも期待されることになりそうだ。