消えた逸材…。アーセナルで神童と呼ばれた5人の今(1)

 若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回はアーセナルで大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人の選手の今を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参照)

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MF:ジャック・ウィルシャー(現役引退/元イングランド代表)
生年月日:1992年1月1日
在籍期間:2001年10月〜2018年7月
アーセナル通算成績:197試合14得点30アシスト

 ジャック・ウィルシャーほど「ガラスの天才」の異名が似合う選手はいないだろう。アーセナル史上最年少の16歳256日でプレミアリーグデビューを果たし、18歳で迎えた2010/11シーズンには不動のレギュラーとしてリーグ戦35試合に出場。誰しもがアーセナルとイングランド代表の将来を担う逸材として期待していた。

 しかし、続く2011/12シーズンより負傷を繰り返した。「transfermarkt」によるとアーセナル在籍時の負傷離脱日数は901日にも及ぶ。怪我から復帰しては離脱、この繰り返しによって徐々にパフォーマンスレベルは落ちていった。その結果、2017/18シーズン限りでアーセナルを退団し、ウェストハムへと移籍した。

 ウェストハムでも結果を残すことができず、ボーンマスを経て2021/22シーズンはデンマーク1部リーグに所属するオーフスに加入した。オーフスでは公式戦15試合に出場するも、シーズン終了後に契約を延長しない旨がウィルシャーに伝えられ、先日7月8日に30歳という若さでの現役引退を発表した。引退後は無所属時代の2021/22シーズンにも行っていたアーセナルアカデミーの指導者になるとのこと。『The Athletic』など複数のメディアによるとU-18の監督に就任する可能性が高いそうだ。

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