アーセナルは補強ターゲットとしていた選手を逃しながらも、手早く代役の確保に動いたようだ。マンチェスター・シティのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコの獲得に向けて合意に達したと報じられている。

 昨季は右の冨安健洋、左のキーラン・ティアニーと両サイドバックがともに負傷に苦しむシーズンとなったアーセナル。最終ラインの層を厚くすることを移籍市場での狙いのひとつとしており、左SBに関しては、センターバックが本職ではあるがこの位置でもプレーできるアヤックスのアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスの獲得を試みているとみられていた。

 だが最終的にアーセナルは、マンチェスター・ユナイテッドとの争奪戦に敗れたようだ。マルティネスはアヤックスでも指導を受けたエリック・テン・ハフ新監督が率いるユナイテッドへ移籍することが確実な状況になったとみられている。

 アーセナルも手をこまねいていることはなく、手早く新たな選手の確保に動いた。移籍市場の専門家ファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えたところによれば、アーセナルとシティはジンチェンコの移籍に関して移籍金3000万ポンド(約49億円)で口頭基本合意に達したとのことだ。

 給与や契約期間などの個人面については交渉中であり、まだ合意には達していないとされている。だが順調に進めばブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスに続いて、アーセナルはシティからこの夏2人目の補強を実現することになるのかもしれない。