ブラジル代表FWハフィーニャの獲得を巡って争ったバルセロナとチェルシーは、またしても同じ選手を奪い合うことになるのかもしれない。セビージャのフランス代表DFジュール・クンデの獲得交渉に向けた動きが盛んに報じられている。

 リーズ・ユナイテッドに所属していたハフィーニャは多くのビッグクラブからの関心を引き付けていたが、最終的に争う形となったのはチェルシーとバルセロナ。クラブ間交渉で一旦はチェルシーが優位に立ちながらも、最終的には選手本人の希望していたバルセロナへの移籍が決定することになった。

 バルセロナはさらにバイエルン・ミュンヘンからポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの獲得も決めたが、積極補強はまだ止まらない。次はセビージャで高評価を受けるCBクンデに照準を合わせているとみられている。

 経営面に困難を抱えながらも大型補強を繰り返すバルセロナにとって、市場価値6500万ユーロ(約91億円)とも試算されるクンデをさらに獲得するのは容易ではない。若手のFWアブデ・エザルズーリやMFニコ・ゴンサレス、あるいはオランダ代表FWメンフィス・デパイなどをトレード要員として提示することで移籍金の引き下げを図るとの報道もある。

 一方でチェルシーも、クンデの獲得に向けて積極的な動きを見せているようだ。スペイン『アス』紙の記者は公式SNSアカウントで、クンデはチェルシー移籍に「非常に近い」状況であり、今週中にも合意を見込んでいると伝えている。

 チェルシーはアントニオ・リュディガーやアンドレアス・クリステンセンが退団する一方で、ナポリからDFカリドゥ・クリバリの獲得を決定。さらに新たなCB補強を進めており、クンデの他にパリ・サンジェルマンのフランス代表DFプレスネル・キンペンベの獲得に向けた交渉も行っていると報じられている。