サッカー日本代表は19日、EAFF E-1サッカー選手権決勝大会の初戦で香港代表と対戦する。ここで改めて香港代表の近年の戦いぶりについて振り返っておきたい。

 過去にFIFAワールドカップ出場歴のない香港代表は、2022年カタールワールドカップに向けたアジア予選も敗退に終わった。2次予選から登場すると、イラン代表やイラク代表と同居したグループCで1勝2分5敗の勝ち点5で4位となり、最終予選進出を逃した。

 アジア2次予選で唯一勝利した試合は、2019年11月19日にホームで行われたカンボジア代表戦だ。イングランド生まれのFWジェームズ・ハとブラジル出身のMFロベルト・ジュニオールのゴールにより、2-0で初勝利を飾った。

 ホームでイラン代表に0-2、イラク代表とのアウェイゲームで0-2などアジアの強豪国相手にも迫ったが、勝ち点を伸ばすことはできず。グループ5ヶ国の中で下から2番目という立ち位置でAFCアジアカップ最終予選へと進んだ。

 今年6月にインドで行われたアジアカップ最終予選では開催国も同居するグループDに組み込まれながら、3試合を2勝1敗でまとめて2位に。最終戦でインド代表に0-4で敗れたのを除き、初戦のアフガニスタン代表戦は2-1、第2戦のカンボジア代表戦は3-0で勝ち切った。

 そして、ヨルン・アンデルセン監督就任から約半年で複数の主力が不在という逆境も乗り越え、香港としては55年ぶりのアジアカップ出場権を果たしている。

 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)代表の辞退によって出場が決まったE-1選手権は、香港代表にとって来年のアジアカップ本大会に向けた貴重な強化の機会になる。アンデルセン監督も「非常に手強いチームが揃うこの大会で成果をあげ、チームとして成長し、学んでいきたい。我々が望む方向へ進むためにベストを尽くしたい」と強い意気込みを語っていた。