サッカー日本代表は27日、EAFF E-1サッカー選手権決勝大会の最終戦で韓国代表と対戦する。

 対戦相手の韓国代表を率いるのはポルトガル人のパウロ・ベント監督だ。

 現役時代は母国のヴィトーリア・ギマランイスやベンフィカ、スポルティングCP、そしてスペインのレアル・オビエドなどで活躍した守備的MFだった。ポルトガル代表でも35試合に出場した経験を持ち、2002年の日韓ワールドカップにも出場。

 代表キャリア最後の試合が日韓ワールドカップのグループステージ最終節で、相手が韓国代表だったのは不思議な縁か。ポルトガル代表はその試合に0-1で敗れて決勝トーナメント進出を逃した。

 2004年の現役引退とともに指導者へ転じると、2005年から2009年にかけて古巣スポルティングCPを指揮して2度の国内カップ戦制覇を果たす。そして2010年から2014年にかけてポルトガル代表を率い、2014年のブラジルワールドカップ出場に導いた。

 その後はブラジルのクルゼイロで短期間指導し、ギリシャの強豪オリンピアコスや中国の重慶力帆(当時。クラブは今年5月に突如解散)の監督を務めて、2018年8月から韓国代表監督に就任した。

 2019年1月のAFCアジアカップではUAE代表に敗れてベスト8敗退となったものの、同年12月にE-1サッカー選手権で日韓戦に勝利して初タイトルを獲得。カタールワールドカップアジア最終予選は最終予選をグループ2位で突破して本大会出場を確定させた。

 ベント監督としても2021年3月に行われた前回の日韓戦で0-3という完敗を喫した苦い記憶を払拭しようと燃えているはず。韓国代表にポゼッションサッカーを植えつけたポルトガル人指揮官の采配に注目だ。