●世界が熱狂! 欧州CLで輝いた日本人6人(1)

22/23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグが現地時間6日に開幕する。今季は鎌田大地、長谷部誠(ともにアイントラハト・フランクフルト)、守田英正(スポルティングCP)、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介(以上セルティック)が参戦する(レアル・マドリードの中井卓大、クラブ・ブルージュの本間至恩はセカンドチーム在籍)。これまで、中田英寿、中村俊輔をはじめ、数多くの日本人選手が欧州最高峰の舞台でしのぎを削ってきた。今回は、その激闘の記録をまとめる。

内田篤人
生年月日:1988年3月27日
CL出場クラブ:シャルケ
CL通算成績:29試合1得点2アシスト

 欧州CLの頂点に最も近づいた日本人選手が内田篤人だった。大会直前にポジションを失った南アフリカワールドカップ後に移籍したドイツのシャルケで、定位置を掴むのにあまり時間はかからなかった。すべてを勝ち取ったラウール・ゴンザレス、若き日のマヌエル・ノイアーらワールドクラスの選手たちの中で、内田は主力としての地位を築いていた。

 この10/11シーズン、シャルケは内田が欠場したグループリーグ初戦こそ落としたが、4勝1敗1分で首位突破を果たした。ラウンド16ではバレンシアを撃破したシャルケは、準々決勝でインテルと相対した。

 4月5日に行われた1sレグはシャルケの攻撃陣が火を噴いた。2-1とリードを許したが、エドゥの2得点などで逆転に成功して5-2で勝利した。内田篤人と長友佑都のマッチアップは終盤の15分ほどに限られたが、CLベスト4を争う舞台で日本人対決が実現している。

 2ndレグは一転してスコアがなかなか動かず。内田はサイドに張ったサミュエル・エトーとマッチアップする形に。ワールドクラスの点取り屋との対決にもほとんど負けなかった。左サイドバックを務める長友の攻撃参加も影を潜め、インテルの攻撃は沈黙する。

 シャルケは前半終了間際に先制。49分にコーナーキックから失点したが、終盤に勝ち越した。内田は試合終盤に足首を痛めたが、交代枠を使い切っていたシャルケは内田を下げることができなかった。内田は最後まで走り切り、シャルケのベスト4進出をピッチの中で喜んだ。